今日は、同僚の中国語の林さんから借りた
『投奔怒海 BOATPEOPLE』
という中国映画を見ました。(英語字幕)
香港を中心に活躍するアン・ホイ監督の、1982年の作品です。
知りませんでしたが、かつて日本でも公開されたんですね。
タイトルから想像できる通り、
戦争後のベトナムが舞台です。
細かく言うなら、1978年、ベトナム中部の港町ダナン、
それが舞台です。
主人公は日本人カメラマン。
彼は政府にVIP待遇で扱われ、
いわばベトナムの表向きの顔を見せられます。が、
色んな人との出会いを通し、
その過酷な、つまりボートピープルを生み出すような現実を知るようになります。
http://www.youtube.com/watch?v=xIXVoJpLy0E
見ていて辛くなります。
でも考えてみれば、
あんなちっぽけなボートに自分の運命を賭けるしかないなんて、
日常がどれだけ惨いか、の裏返しなわけですね。
最近、パリの中国系移民のことをぼちぼち調べてみて、
出発地の状況をもっと知らないと、
と思うようになっています。
勉強しないと!