カンヌでカメラ・ドールを獲り、
フランスのメディアからは絶賛された、
jeune femme (2017)
という映画を見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=_PIJNf8fwkA
いろいろあってメキシコへ行っていたポーラが、
何年振りかでパリに戻り、
昔の彼氏に会ったり、
住み込みでベビーシッター兼家政婦をしたり、
大きなモールのランジェリーショップで働いたり、
そこのガードマンである黒人のウスマンと仲良くなったり……
というお話です。
ポーラは、「ちょっとおかしい」(←本人の説明)人で、
これはまあ、エキセントリック、というほどのことですが、
それが、映画全体の雰囲気を決しています。
(この点が、フランス映画界には新鮮に見え、
そこに作家性も感じられた、ということなのでしょう。
まあ、さもありなむ。)
パリはいろんな風景が映し出されますが、
基本的に、同定できないような撮り方です。
監督はそうしたかったのでしょうが、
わたしとしては、
もっと場所を語って欲しい気もしました。
*上の画像は、シモーヌ・ド・ボーヴォワール橋からの眺めでしょう。
またこの映画は、
オリジナルの曲が多く使われていて、
CD も出ています。
たしかに、音楽は印象に残りました。
たとえば;
https://www.youtube.com/watch?v=npb8eD9sE6g&index=4&list=PLSLN5gEzR2h6g08GVnWB1pz5pApq7QUoy