去年秋に日本でも公開された
『虚空のレクイエム』、
見てみました。
もちろんお目当てはレイラ・ベクティですが、
フィルム・ノワール自体嫌いじゃありません。
http://www.youtube.com/watch?v=Fd2I6Kr9Ed4
彼女が警官役なんて、
ちょっと不思議な気がします。
ましてや、やや「悪徳」気味なんです。
(ただそういう自分に嫌悪を感じてもいるんですが。)
ストーリーは、オフィシャル・サイトに紹介されている通りです。
主役の(「ルーカス」ではなく)リュカを演じる
ロシュディ・ゼムは、
モロッコ系フランス人です。
レイラはアルジェリア系なので、
親子役を演じるのに不都合はないですね。
今回はフランス版のDVD (原題はMains Armées)で見たのですが、
フィルム・ノワールらしく、
その手の隠語が満載で、ちょっと苦労しました。
またパリについて言えば、
ペール・ラ・シェーズやウルク運河、
そしてルイ・ブラン駅の近くの広場などが登場していました。
あと、オルリーの近くのランジス市場とか。
映画も楽しめましたが、
主人公が乗っていた黒いVolvo のV60 がかっこよくて、
V60、見直しました。
*追記:日本版DVD、発売されました。(le 26, 04, 2013)