2013年2月22日金曜日

「神は細部に宿る」


今年になってから始まった、
東京新聞・夕刊の連載、

神は細部に宿る  ~モチーフで読み解く美術   宮下規久朗

これは毎日抜群の面白さで、
今日のテーマは何だろうと、
新聞を開きながらわくわくします。
虎、カラス、ねずみ、パン、葦……
特にカラー写真のついた「子羊」などの回は、
面白いばかりではなく、
カラーで見せる理由がわかります。
(まあ本当は、いつでもカラーで見たいですが。)

いつか連載が終わったら、
まちがいなく、本になるでしょう。
まちがいなく、わたしは買います。
そのときは、ぜひ、全写真カラーで!!

*上の絵はファン・ダイク「茨の冠」。
  右の男が差し出しているのは、
  
  本来は葦の棒であるはずなのだけれど、
  ここではガマの穂になっている、
  沼地に生える葦もガマも、
  汚れた人間世界に生まれたイエスを象徴する、のだそうです!