今日は、1988年の映画、
De Bruit et de Fureur
を見てみました。
この作品は、以前日本でも公開され、
VHS があります。(DVDは未発売)
これもなんと、全編版があります。
http://www.youtube.com/watch?v=vy2irTLqxVw
はっきり言って、見ていてやりきれない映画です。
いい映画だとは思うんですけどね。
「パリ郊外の労働者階級が暮らす地区を舞台に、
若者たちの破滅的な日常を醒めたタッチで描く。」
と評されていますが、まさにその通り。
「破滅的」です。
わたしは優等生ではなかったので、
ある程度彼らのことが分かるのですが、
彼らは red line の向こう側に行ってしまいます。
「パリ郊外映画」の、古典と言っていいでしょう。