Ma 6-T va crack-er
今日見たのは、1997年の作品、
Ma 6-T va crack-er
です。
監督は、ジャン=フランソワ・リシェ。
http://www.dailymotion.com/video/x62z8y_ma-6te-va-cracker-part-1_shortfilms?search_algo=2
このまま10まで。全編見られます。
タイトルは、フツーに書けば、Ma cité va craquer. ですね。
監督がインタヴューで、「ヒップホップの構造を持った映画」だと言っているのですが、
実際、ヒップな曲が流れ続けます。
映画の後半には、「暴動」も起こるのですが、
そのバックにも、もちろんラップが。
リシェ監督は、パリの東、モーのHLM出身だそう。で、
この映画も、前作も、モーが舞台です。
激しい、若い子たちの苛立ちが伝わってくる映画です。
その意味では、多くの「郊外映画」と共通点があると言えるでしょう。
それにしても、やはり『憎しみ』の完成度の高さが、
今更ながら感じられます。