日曜日、ということで、
コメディーでも見るか、と安易に選択されたのは、
Les Rois Mages
です。
これは『東方の三博士』のこと。
あの、星を見て「幼子」の到来を知り、
ご挨拶をしにエルサレムへ、そしてベツレヘムへと行き、
それぞれ贈り物をしたという、あの神たちです。が、
そこはコメディー。
実はこの博士たちが、現代のパリにやってくるのです。
(目指すはベツレヘムなんですが、その途中に、です。)
で、ざっくりいえば、タイム・スリップもの。
でも当然、随所に宗教からみの笑いが。
(わたしが気づけなかったものも、あるにちがいありません。)
http://www.youtube.com/watch?v=xHskAeZYaQs
いろいろジャブ的な笑いは多いのですが、
やはり見どころは、
なんだかんだで「色物」としてテレビに引っ張りだされ、
えらい学者と対決するのですが、
そこはなにしろ本人、じぶんのことはよく知っていて、
もちろん研究者なんかよりずっと詳しいわけです。
で、人々はついに、彼らが本物であることを知り……
最後の場面は、そう、「エトワール」広場です。
そこに捨てられていたらしい赤ちゃんが……