Bande de filles が素晴らしく、
また、『水の中のつぼみ』もよかった、
セリーヌ・シアマ監督。
http://tomo-524.blogspot.jp/2015/06/bande-de-filles.html
http://tomo-524.blogspot.jp/2015/06/blog-post_89.html
彼女の、
Tomboy
を見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=Jb-Oys-IcWE
tomboy という英語は、辞書を見ると、
「お転婆」とかいてありますが、
「男の子のように振る舞う女の子」ともあります。
主人公の少女ロールは10歳。
でも彼女は、引っ越した先で、
ラファエルとして、
友だちの前にデビューします。
男の子にしては美しいけれど、
ありえなくはないかな、という容姿です。
最初は、うまくいくのです。
男の子たちとも、女の子リザとも。
でも、もうすぐ新学期。
この企てが、いつまでも続くはずはなく……
生物学的な性別とはちがうアイデンティティーを持つ場合、
とくにそれが小学生だったら、
うまく自分を表現できないだろうし、
苦労が多いのでしょう……
この監督の作品は、わたしは好きです。