2020年9月1日火曜日

The Eddy 1

 Netflix オリジナル・シリーズ、

The Eddy (全8話)

見終わりました。

トータルで8時間あるわけなので、

簡単に感想、というわけにもいかないんですが、

おもしろかったのは間違いありません。

https://www.youtube.com/watch?v=BMUPp_hNMlM

というわけで、使用言語は、

英語とフランス語が中心で、

ほかにもいくつかの言葉が出てきます。


登場人物も多いんですが、

中心になるのは、2つの家族と、

バンドのメンバーたちです。

家族1は、アフリカ系アメリカ人のエリオットと、

16歳になる娘のジュリー。

彼女は、お金持ちであるニューヨーカーの母親とうまくいかず、

新しい父親とも馴染めず、

かつて有名ピアニストだった実父が、

友人とともにジャズ・クラブを経営するパリにやってくるのです。

彼は、バンドのリーダーでもあります。

家族2は、エリオットの友人で、

クラブの共同経営者でもあるファリド(タハール・ラヒム)。

その妻(リアルもそうなんですが)であるアミカ(レイラ・ベクティ)。

言うまでもなく、二人はアラブ系。

そしてまだ小学生くらいの二人の子どもたちです。

そしてバンド・メンバーですが、

これは5人います。それは、

ポーランド系(アメリカ人?)の女性ヴォーカル。

アフリカ系フランス人のトランぺッター。

ハイチ系カナダ人のサクソフォニスト。

キューバ系(フランス人?)のベーシスト。

クロアチア系(フランス人?)のドラマー。

ただこれは、見終わったから言えることで、

最初はもちろんわからないんです。

たとえばヴォーカルの女性は、

ずっと英語(とフランス語を少し)話していて、

NYから来たことになっているので、

ずっとアメリカ人だとおもって見ていたら、

ある時突然彼女の母親が現れ、

2人が(おそらくは)ポーランド語で話し始めたので、

とても驚きました。

クロアチア系ドラマ―の場合もそうでした。

そしてバンド・メンバーを演じるのは、

みなリアル・ミュージシャンたちです。

(最初は知らなかったので、あんまりうまくてびっくり。)


↓ は、最近の彼らの、リモート・セッションの様子です。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=44&v=VUPPLfXCg9U&feature=emb_logo


こうした人たちの一人が、

各回の主人公になり、

その人の周辺が描かれるのですが、

それと同時に、

ある殺人事件の謎もしだいに深まっていく、

という構造になっているのでした。