枝野氏が辞任を発表して、
まずはまっさきに、
小川淳也氏が、実質的な立候補宣言をしました。
もちろん、
まだまだまだまだ流動的なのでしょう。が、
もしも小川氏が勝つようなことになると……
先日、
『なぜ君は総理大臣になれないのか』
の感想のところにも書きましたが、
小川氏自身は、真面目で、信用できる人のように見えます。
ただ、彼の政治信条は、
ネオリベであるように見えるわけです。
なにしろ、彼自身が、
自分は「前原さんの最側近」
と公言しているわけですから、
間違いないでしょう。
となると、
もしも小川氏が勝つと、
これは、維新との接近が強く予想されます。
維新は自民よりネオリベ性が強く、
わたしにとっては自民より避けたい存在です。
なぜ大阪で維新が連勝したのかについて、
いくつか仮説を読みました。
その中で目立ったのは、
維新支持者の反知性主義的傾向です。
彼らがもっとも嫌うのは、維新に批判的な
「<頭いい感じの>リベラル」
「<上から視線の>知性」
なのだと。
(これって、海の向こうでも起こりましたよね?)
カジノ、民営化、合理化、選択と集中、
どれも維新的で、ネオリベ的。
演説が上手いんだとか、
ルックスがいいんだとか、
そんな説明もありましたが、
彼らのネオリベ性について、
大阪の人たちはどんな風に評価しているのでしょう?
大阪的なるものが、
全国的になっていくのが嬉しいという部分もある、
という説明もありましたが、
それならタイガース優勝の方が!
話がどんどんそれましたが、
とにかく、
最大野党が維新と合流するのは、
とても筋が悪いと思っています。
返す返す、
辻元氏がいないのがイタイです……