2024年ですから、まあ、すぐですね。
フランスのニュースを見ていると、
「もう店をたたむ」
と言っている店主もいれば、
「犬と猫だけって、なんて不徹底」
と憤るブリーダーもいました。
まあ、たしかにそういう面もあるのでしょうが、
この法律が画期的なのは間違いないでしょう。
ヨーロッパでは、
環境問題や動物愛護に関わる法律が厳しく、
それはまったく日本の比ではないのでしょう。
その是非は措くとしても、
今回のフランスのような法律は、
日本では検討された形跡すらないわけですから。
ただ、ここで思い出されるのは、生類憐れみの令。
この、悪法として知られた法律が、
1980年代以降、
とりわけ2010年代以降、
動物愛護の文脈から見直されていると言います。
(『いのちへの礼儀』より)
いろんな分野での地殻変動を感じるこの頃ですが、
ここでもまた、
なにかが変ろうとしているのでしょうか。