2021年11月26日金曜日

pour lutter contre la maltraitance animale

今週記憶に残ったニュースの1つがこれ。



2024年ですから、まあ、すぐですね。
フランスのニュースを見ていると、
「もう店をたたむ」
と言っている店主もいれば、
「犬と猫だけって、なんて不徹底」
と憤るブリーダーもいました。
まあ、たしかにそういう面もあるのでしょうが、
この法律が画期的なのは間違いないでしょう。

ヨーロッパでは、
環境問題や動物愛護に関わる法律が厳しく、
それはまったく日本の比ではないのでしょう。
その是非は措くとしても、
今回のフランスのような法律は、
日本では検討された形跡すらないわけですから。

ただ、ここで思い出されるのは、生類憐れみの令。
この、悪法として知られた法律が、
1980年代以降、
とりわけ2010年代以降、
動物愛護の文脈から見直されていると言います。
(『いのちへの礼儀』より)
いろんな分野での地殻変動を感じるこの頃ですが、
ここでもまた、
なにかが変ろうとしているのでしょうか。