2022年5月14日土曜日

『アンタッチャブルズ:ザ・リターン』


2012年に、

『アンタッチャブルズ』

という映画が公開されました。
主演は、
『最強のふたり』でブレイクしたばかりのオマール・シーと、
ローラン・ラフィットのコンビでした。
これです。


あれから10年、
「あのコンビが帰ってきた!」
ということなのでしょう、
ネトフリに

『アンタッチャブルズ:ザ・リターン』(2022)

が登場。
さっそく見てみました。
(ただし原題は、

DE L'AUTRE COTE DU PERIPH
LOIN DU PERIPH

であり、
連続性を感じさせるキーワードは「ペリフ」です。)
また、監督も脚本も音楽も編集も交代しています。
監督は『ルパン』シリーズのルイ・ルテリエ。)


まあ、言ってしまえば、
限りなくB級的な映画です。
キャラ設定は前作のままで、
女性に弱いウスマン(シー)と、
高慢で自己愛(auto-kiffe)の強いフランソワ(ラフィット)です。
で、今回は、
事件を追う二人は、アルプス地方へ出かけていきます。

(映画の冒頭に映し出されるのは、
まぎれもなくクレテイユのイコン、「レ・シュー」、
カリフラワーの形をした団地です。
お、クレテイユ映画来たか!
と思いましたが、
これは導入部分だけでした。)

そしてその出かけた先が、
「愛国者」が多い地域だという設定で、
となるとウスマンは、
さまざまな差別の対象となってゆきます。
(もちろん彼は言い返します。)

そしてヒロイン的に登場するのが、
地元の警官であるアリス。
彼女を演じるのは、
『サンバ』で法律のインターンを演じていたイジア・イジュラン。
大人っぽくなっています。
(まあ、10年経ってるので。)

飽きることなく、最後まで見ましたが、
まあ、どうと言うことはない映画です。
ヒーローものらしく、
ヒーローの価値観は最初から最後まで一定で、
特に「変化」を遂げる人物もおらず、
発生した「事件」を片付ける、という構造です。
セリフ回しで面白くしようとしているのですが、
こちらのフランス語力が足りないせいか、
ギャグがいまいちピンと来ませんでした。

ヤスミン役のサブリナ・ウアザニが一瞬だけ出てきます。
元気そうでよかったです。