2022年5月21日土曜日

『スタンディング・アップ』

フランスのドラマ、

『スタンディング・アップ』(2022)

を見終わりました。(ネトフリです。)


主人公は、
お笑いを目指す4人。
アフリカ(サブサハラ)系のアイサトゥー、
アルジェリア系のネジル、
ヴェトナム系のブリング、
ヨーロッパ系白人のアポリーヌ、です。
この中で、
アポリーヌだけは、
いい育ちで、高等教育を受けています。
ただ彼女の望みはスタンディングをすることです。
で、残る移民系の3人は、
ブリングの姉が経営する小劇場、ドロールの舞台に立ち、
いつかビッグになることを夢見ています。
そして3人の内の一人は、
実際ブレイクするのです。

このドラマ、
3月18日に配信されて、
わたしも4月始め頃には見始めたはずなんですが、
食休みの時くらいしか見なかったので、
なかなか進みませんでした。
(『リンカーン弁護士』には、あっという間に抜かれたし。)
なぜなのか。
それは明白で、
「ストーリー」が希薄だからです。
日常を横につないでいくようなドラマ作りで、
それはそれでアリだとは思うのですが、
やはり、視聴者をぐいぐい引っ張ってゆくのは難しいでしょう。
そのせいか、
続編は作られないことが発表されてしまいました。


キャラ作りはいいと思うのです。が、
やはり、サスペンスはやや不足していたかも。