2022年5月18日水曜日

『汚れた顔の天使』

今日の大学院ゼミでは、
マイケル・カーチス監督の

『汚れた顔の天使』(1938)

を見ました。
わたしにとっては、
40年振り? くらいです。


なんといっても強烈なのは、
ジェイムズ・ギャグニーの異彩でしょう。
少しの甘さと、
底知れない凶暴さを合わせたようなその雰囲気は、
ちょっとほかには見当たりません。

ワル仲間だった少年二人は、
あるとき、貨物列車の中にあった万年筆を盗もうとします。が、
見つかって逃げる途中、
一人だけ捕まってしまいます。
それが、後に大物ギャングになるミッキーの、
最初の逮捕でした。
そしてその20年後、
十分大物になったミッキーは、
ある神父を訪ねます。
彼こそは、あのとき逃げおおせた仲間なのです。
それが今では神父になり、
街をうろつく子どもたちの更正に力を注ぐ日々を送っているのでした。
ただし、この子どもたちは、
ギャングのヒーロー、ミッキーに憧れているのです……

実は、ハンフリー・ボガートも出ているので、
その勇姿を見る目的もあったのですが、
ここでは、
ギャグニーに圧倒されて、
やや「ふつう」に見えるのでした。

マイケル・カーチス監督の作品、
他にも見る予定です。