今日はまたサイレント映画、
『キートンの大列車追跡』(1927)
を見てみました。
この映画、
昔見たときの記憶は、
「あまりおもしろくない」
だったのですが、
今日見て、
完全に認識を改めました。
おもしろいです。
(昔見たときは、
もっとチャップリン的なものを期待していたような気がします。
ちゃんと見てませんでした。)
95年も前の作品ですが、
お金もエネルギーも時間もかなり投入されています。
そしてたくさんある危険なシーンも、
ぜんぶ「実写」なわけで、
すごいと思いました。
院生のコメントに従えば、
トーキーになる前の、
つまりセリフを含めた音声が出現する前の時代の、
身体の輝き、というか、
躍動する身体、というか、
そういうものが提示されているのでした。
70分ちょっとだし、
見る価値は十分あると思います。
ただ1点気になったこと。
それは、南軍の兵士希望の男(キートン)が主役であることです。
なぜ、北軍にしなかったのか。
ごく雑に検索しただけでは、
まったく手がかりがありませんでした。
これはもう少し調べてみます。