今日の「フランス映画ゼミ」では、「アメリ」を見ました。公開当時はだいぶ話題になりましたが、15人のゼミ生の中に、見たことのある学生はいませんでした。(じゃあちょうどいい!)それはともかく。
今朝校内を歩きながら、ある女子学生とちょっと駄弁りました。彼女は応用化学科の1年生です。
「どう、専門の授業面白い?」
「大変なんです!」
「まあ、1年生はね」
「あたし、道間違えたかも」
「道?」
「応用化学じゃなくて……」
「なくて?」
「文系にすればよかった!」
あらら、それはまたずいぶん違う道にきちゃいましたね!?
「社会が苦手だから、まだ数学の方がいいかなって。なんだか、文系に行ったともだちのレポートの課題、楽しそうなんだもん」
「というと?」
「『アリス』を読んで、その時代の背景に合わせて、お話を作ってくるとか」
なるほど、それはたしかに面白そう! ただ時代を調べるだけじゃなく、その時代を「生きる」試み、なんでしょう。その先生も、うまいこと考えました。
「ほら、神は細部に宿るっていうじゃない?」
「……言いません」
「言うんだよ」
「ア、アサミ! おはよう!」
「……」
という、楽しい会話でした!
◇
さて、いよいよ明日は「バルベリ&谷口」です。2人の接点にこだわりつつ、2人の世界を堪能したいと思っています。See you @ 日仏!