2008年11月26日水曜日

pot bouille


今日は午前中に授業、午後早く1時間ほどの会議があり、そのあといったん帰宅して、それから恵比寿に向かいました。大学の同級生2人と、もう何年振りかで食事です。

お目当ては、pot bouille(ポ ブイユ)というお店。まあビストロというのでしょう、レストランほど気取っていなくて、わりと量もしっかり出てくるタイプの店です。

これが、まあおいしいこと! わたしはとても気に入りました。前菜の、田舎風パテや、甘エビとアボガドのタルタル、ズワイガニのクロケット、どれもかなりいけます。(牡蠣のグラタンは、まあ普通。)でメインは、季節感を出してエゾ鹿、子羊、そして定番のステック・フリット。この中では、やはり子羊が好きでした。デザートは、フォンダン・ショコラにしたのですが、これはさすがにおいしいです。チョコがとろっと溶け出てくるのが、いい感じ。

ちょっと贅沢ですねえ。でもまあ、2,3年に1回だからいいか!? 

同級生の2人のうち、1人は小学館の編集者。彼もまた、編集者のご他聞にもれず、思い切り忙しい生活です。でも、楽しそうです。彼は管理職は苦手で、現場の本作りに携わるのが好きみたい。そりゃまあ、そうですよね。

もう1人は、わたしと同業者です。大学の同級生は、まあみんなフランス文学科出身なわけですが、同業者は彼だけです。彼は、なんとPCを習い始めたそうです。もちろん、メールやネットくらいはできるでしょうが、その上を目指すそうです。う~ん、わたしも行くべきかも!

というわけで、秋の一日は暮れて行きました。でも今こうしていると、なぜか、恵比寿の西口改札口で人の波を眺めていた時間が思い出されます。Tシャツ!のお兄さんから、コートをきつく巻きつけたお姉さんまで。見慣れた、でも初めて見る風景。なぜか惹かれます……