ミッシェル・シモン主演のコメディ、
Monsieur taxi (1952)
を見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=ucYkEC3V7ek
(この画家は、ルイ・ド・フュネスです。)
主人公は、タクシー運転手のピエール。
彼は、妻、新聞社で働く息子、そして娘と一緒に、
パリで暮らしています。
暮らし向きは、決して贅沢ではありませんが、
とても困っているというほどでもありません。
いつも、愛犬ギャングスターと仕事をしているピエールは、
仕事柄当然ですが、
パリのあちらこちらを走り回ります。
スターリングラード駅
ホテル・プラザ・アテネ
テルトル広場
オルフェーヴル河岸
etc.
ピエールはある日、タクシーの後部座席に、
大金の入ったハンドバッグの忘れ物を見つけます。
それをもらってしまう誘惑にかられながらも、
彼は持ち主を捜し歩くのですが、
ある誤解から、彼は警察に連れて行かれ……
ただ、もちろん最後は、ハッピーエンドです。
でもこの映画を見ると、
モータリゼーションの波は、
明らかに東京より早い段階でパリに押し寄せていたのが感じられます。
パリ好きには、
おもしろい映画ではないでしょうか?