2021年10月28日木曜日

『ヒューマニティー通り8番地』

ダニー・ブーンとフランソワ・ダミアン、といえば、
コメディー界のスターと言ってもいいと思いますが、
この二人が出演している映画が、
ネトフリに登場しました。

『ヒューマニティー通り8番地』(2021)


今年の映画で、舞台はパリ。
なんといっても新しいのは、
このコロナの時代を描いているところです。
たとえばダニー・ブーンは、
コロナに感染することを異様に恐れていたり、
登場人物たちが暮らすアパルトマンの、
スペイン系の管理人は、
ICUに入院していたり。

ただ……

これがおもしろくない。
安っぽくて表面的。
人物たちもステレオタイプで戯画的。
見所は……ない?
ほんとに、
こんな映画作る必要なかったと思うほど。

で、
フランスでの評判をネットで探すと、
ああ、やっぱり酷評されています。
よかった。
これが高評価だったら、
そりゃないよ、
と思ってしまうところでした。