総合文化ゼミは、毎週火曜の午前にあるんですが、来週は、学期に1回の合同ゼミの予定です。そう、3つのゼミが、大きなメディア教室に集まって、まあお互いの発表会みたいなことをするわけです。でこれが、なかなか楽しそうなんです。
まずは、写真評論のトップランナー、倉石信乃先生率いる「写真ゼミ」。制作テーマが、去年の「スピード」から「うまく言えない」に変わり、さてどんな作品に仕上がっているのでしょう? (まったく、「うまく言えない」ことだらけ!)そしてもう1つは、若きピンチョン研究家波戸岡先生率いる「ドキュメンタリー・ゼミ」。今年のテーマは……、学食と、うどんそば専門の「麺どころ」では、どちらが先に食事にありつけるか? う~ん、たしかに重要なテーマです! 最後にわが「フランス映画ゼミ」は、ある映像に、それに対する学生のコメントを貼り付けたものを、「発表」することにしました。
しました、と書きましたが、実際に制作したのはわたしではなく、「ドキュメンタリー」の波戸岡先生が、今日の午後を費やして、作ってくださったのでした。(わたし? 横で見てました!)後期のこの時期には、なんとか自分で作れるようになりたいものです。いや、ほんとに。
それにしても…… 自分が学生だったとき、こんなゼミは考えられませんでした。これは大げさではぜんぜんなく、ちょっと学生に戻って、「写真ゼミ」や「ドキュメンタリー・ゼミ」に参加したいです。(波戸岡先生の英語の授業も楽しそう。だってテキストは、エミネムありマドンナあり映画「パルプフィクション」あり。わたしも学生時代、こういう英語をやりたかった!)
「フランス映画ゼミ」は、ほかの2つのゼミに比べると受動的です。そりゃあね、「見る」のが中心ですから。でももちろん、映画に対する態度によっては、とても積極的「見る」こともできるのでしょう。まあ、それはともかく、ゼミ生のみなさん、楽しみにしてください!(ゼミ生以外の学生のみなさん、火曜の2限、中央校舎のメディアホールです。よかったら見に来てください。)