ラシダ・ブラクニ繋がり第二弾として、
『スケート・オア・ダイ』
を見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=1Cksu49Qino
殺人現場を目撃してしまったスケート・ボーダーの二人。
この白人とアフリカ系のコンビは、
それを映した映像を警察に持ち込みますが、
そこに戻ってきたのが、なんと犯人。
つまり犯人は、刑事でした。
そこから、犯人=刑事による、執拗な追跡が始まり、
二人はボードでパリ中を逃げまくる、というお話。
予想通りのB級で、
パリの描き方も、
特に新しいとは感じませんでした。
ラシダは優秀な警官役。
ワルがヨーロッパ系白人で、彼女がアラブ系。
そこまではひとつの新しい形だともいえますが、
アフリカ系に人たちの描き方が、
やや雑だったように思いました。
ワルの白人に、知力も体力も劣る黒人部下、
そしてジャンキーのたまり場には、
うつろな目を泳がせている多くの黒人たち。
主人公の一人はたしかに黒人なんですが、
彼は、「個性」を持つほどには描き切れていません。
やっぱり、ちょっと雑でしょうね。