PSG、残念でしたね……
ああいう感じで点が入らなくて、
まさか 0 - 1 で負けるパターンじゃないでしょうね?
と思っていましたが……、思うんじゃなかった!!
(それにしても、コマンにやられたっていうのは、
ちょっとしみじみ……)
で今日は、Histoires d'une nation の第3部を見たんですが、
そこに、スマイルというアルジェリア系(Kabyleです)の男性が出てきました。
彼は、1953年、
(つまり『ゴジラ』の年ですね)
仕事を求めてアルジェリアからパリにやってきます。
そして翌54年には、あのピエール神父のメッセージ、
路上で寝ている移民を放置していいのか?
というメッセージが出て、
多くの移民たちが屋根の下に移れたわけですが、
このスマイル青年は、この時点でもまだ、
セーヌ=サン=ドニの、
今で言えばスタッド・ドゥ・フランスのすぐ近くの工事現場で、
働きそして寝泊まりしていました。
そして、
「彼はその時、44年後、
彼の息子がスタッド・ドゥ・フランスで、
フランスを優勝に導くことをまだ知らなかった」
そう、彼の名は、
スマイル・ジダンです。
彼はこの後、
あの61年のアルジェリア移民虐殺を経て、
翌年マルセイユに移り、その後、
独立を果たした祖国に帰ろうとするのですが、
マルセイユで出会った女性と恋に落ち、
マルセイユに留まることにしたのですね。
そうそう、映画の中では、
やさしげな、
髪が完全に真っ白な男性がインタヴューを受けていました。
カルムイク人の父親と、
アルメニア人の母親を持っているこの男性は、
ユーリ・ジョルカエフの父親でした。
(画像の、上段・左端です。)