今日は友人たちと、立川で中華を食べました。
立川というのは、東京の西郊、新宿から中央線の特別快速で30分弱のところです。この街は、5年ほど前に、吉祥寺を抜いて多摩地区最大の乗降客数となり、その後どんどん差は開いているようです。なんだかそれに合わせるように、わたし自身も、吉祥寺じゃなく立川に行く頻度が上がりました。
立川? あんな田舎? というのは昔の話。今は感覚的に言っても、立派に都会です。充実した駅ビル、家電量販店、HMV、本屋、うまい蕎麦屋、ビームスアローズシップス、イセタン、タカシマヤ、そしてコギタナイ地区、みんなあります。
これだけの装置に、これだけの人がいれば、消費的都会はいやでも成立してしまいます。わたしなどはあまりいい「客」ではありませんが、「立川 walker」の自覚はあります。
とはいえ、もちろん新宿や渋谷は別格です。
そういえば、最初にできた「山手線」て、<品川ー渋谷ー新宿ー板橋ー赤羽>の5駅だけだったって、ご存知ですか? (このときはまだ私鉄でした。)これが1885年のことで、そのあと「の」の字に走った時期などを経て、環状に走るようになったのは1925年、つまり関東大震災の翌々年だそうです。
今年は「明治140年」なんですが、まったくこの140年間に経験した変化って、ものすごいもんですねえ。
今から140年後の世界なんて、想像もできません。(ていうか、10年後もあやしい……)