2008年9月15日月曜日

複眼・個眼


今東京の多摩地区では、激しい雨が降っています。気持ちいいくらいの!

この前大学の図書館に行って、「保存庫」から本を出してもらっている間、なんとなく新着本コーナーをみていると、『数値でみる生物学』という本が目に入りました。大型の、3800円もする本です。

パラパラ見てみると、紙面はとても地味。というか、なにやら細かいデータの数字が並んでいるだけ。でも、もう少しよく見ると……

ヒトの細胞数、1㏄あたり、6 000 000個。皮膚だけで、110 000 000 000個。脳のシナプス数、7 000 000 000 000。肺胞、850 000 000。唇の細胞寿命、14.7日。受精28日目の体重、0,02g...

カヤポ族(南米)では、血液型o型の比率が100%(!)、スー族(北米)91%、アイヌ人17%。

空間弁別閾、舌先 1.1 mm、背中 68mm、指先 23mm... これはほんとにごくごくごく1部。そもそもヒトだけじゃなく、動物、植物のページも長いんです。

数値じゃなく、そもそも表そのものに驚かされたのが、「主な節足動物の複眼中の個眼の数」というやつ。さて、このごろ見かけるようになったトンボなら……

28 000個だそうです。ちなみにミツバチ(女王)は 3900個。ミジンコは22個……

世の中には、色んな本がありますね!

              ◇

さて、「まいにちフランス語」は、ついにあと3日。なかなか Azusa numéro2 が出てこなくてすみません。まさか切ってないですよね、シゲピョン!?