この前の打ち上げが始まる前、まあ渋谷まで行けば当然、ブックファーストとHMVは寄りますね。で、HHVで1900円で買ったのが、Undies Kissing Girls という新人グループ、まあなんというか sexy 路線の女性5人組みです。アルバムの最初の曲はこれ。(短いCMのあと、勝手に始まります。)
出だしの歌詞は;
Oh oh oh caresse-moi oh ×2
Oh oh oh caresse-moi oh ×2
Sous tes doigts agiles, je ressens le i
Donner des ongles à mon corps qui se rappelle de toi.
Je ressens aussi les besoins du i droit et ferme ainsi ...
Trop sexy な感じですが…… まあ音は、ちょっとリアーナっぽいですね。ほかにもマドンナっぽいのや、ジェニファー・ロペス風なのもありました。で、このアルバム、協力したのはこんな顔ぶれ。
Les titres de l’album sont confiés à deux compositeurs de choc : Steve Diamond, dont on a pu mesurer le talent avec les albums de Britney Spears ou les Backstreetboys, et Adam Anders, qui a notamment collaboré avec Christina Aguilera et Ace Of Base.
Les musiciens ont eux aussi évolué avec les plus grands : Michael Jackson,
Snoop Dog ou encore Jay Z.
Snoop Dog ou encore Jay Z.
L’album a été mixé par Rob Jacob qui officie régulièrement avec Shakira et Beyonce.
要は、ブリトニーやアギレラやビヨンセの近くで仕事をしている人たちが、参加してるんですね。(ちなみに、赤い字になっているところ、これが今日出てきた複合過去です。pu はpouvoir の過去分詞だから、「~できた」。それから「コラボした」、「(今風にいえば)進化した」、です。)
このアルバム、すご~くいい、とまでは思いませんが、なんというか、こういう「今風」な音にフランス語がのってるのが新鮮です。
フランス語で歌うミュージシャンて、どうもアメリカ的なポップ前線との勝負を避けてる感があります。もちろん、勝負なんて無意味、って方向も必要ですね。資本主義がすべてってわけでもないし。でもまあ、あえてこういう作りっていう試みも、あってもいいと思います。
『プラダを着た悪魔』の中で、ハイファッションがいかに今のファッション市場の根っこにあるのかを力説する場面があります。「最先端」ファッションが、2年後、3年後に、ごく薄められた形で、スーパーに並ぶわけですね。たとえばマドンナだって、その音はまさに「最先端」。「最先端」であるがゆえに遠ざけても、実際のポップシーンは、その波紋のようなものでできているという現実もあるようです。先端を追わないにしても、知りませんでした、では頼りないですね、プロだったら。
なんだか、ちょっと大げさになっちまいました!(ま、新しいものが好きなだけ、という噂も……)
◇
『アイアム・レジェンド』、
わたしとしては、残念なデキでした……