というわけで昨日は、「まいにちフランス語」の打ち上げ会がありました。場所は公園通りをかなり上ったところにあるフレンチ、というかフレンチ・ビストロ、というか欧風居酒屋、という感じのお店。
以前もちょっと書きましたが、この「ラジオ講座」というのは、3つのグループの協力のもとに作られています。つまり、テキストを作るNHK出版、CDを作るNHKサービス・センター、そして放送の収録などを行うNHKエデュケーショナル、です。このスタッフたちが、素早いバトンリレーを繰り返すなかで、ひとつの「まいにちフランス語」というものが、まあホログラフのように、立ち上がってくるわけです。
で昨夜は、そのすべての部門のみなさまが揃ったので、(といっても10人ですが)なかなか賑やかな会になりました。そしてふと気づくと、男はわたしだけ! という、花園のような状況かと思いきや、みなさんむしろ、花園ラグビー場(!)という盛り上がりでした!(もちろんわたしは、借りてきた猫の額のように縮こまっていました!)
途中レナさんが、店のガラス扉に書かれたフランス語のマチガイを指摘するため、店主の耳(だったかな?)を引っ張っていったのが印象的でした!
まったく、今回のスタッフのみなさんには、ほんとにお世話になり、ありがたく思っています。おかげさまで、仕事自体はとてもやりやすかったです。いいスタッフに恵まれて、幸運でした! この場を借りて、御礼申し上げ奉り候!
とはいえ、もちろんこれは、聞いてくださるみなさんがいなければ、存在しないのと同じなので、最後の最も重要な支えはリスナーのみなさまとそのラジオのおかげです。この場をお借りして、御礼奉り候!
(でもあと2週&再放送1週、ありますよ!)
さて、実は昨日は、1人スペシャル・ゲストがいらっしゃいました。きっとみなさんの中にも、お顔をもお名前もご存知の方がいらっしゃるはずです。そう、ラジオだけでなくテレビでも活躍された、杉山利恵子先生です!
杉山さんとは、昔ある大学での教員仲間でした。(当時その大学では、ロシア語講座の黒田さんも、芥川賞を取るまえの堀江さんも一緒でした。おお、懐かしき日々!)その期間中、杉山さんは何度目かの留学で1年いらっしゃらない時期もありましたが、戻られてからは土産話なども伺いました。
が、それから幾星霜、わたしのほうでは、ラジオで声も聞き、テレビでお姿も拝見しているので、なんだかしょっちゅう会っているような気がするんですが、最後にお目にかかったのは、もう10年も前でした。それにしても、相変わらずお美しいのには、驚かされました。お店に入ってらしたときは、どこのギャルだろうと思いました。(後半はうそ)
実はわたしが「まいにちフランス語」を担当するきっかけを作ってくださったのも杉山さんで、番組開始前には、色々アドバイスもいただいたのでした。その節は、ありがとうございました!
でもなんだか、杉山さんと話していると、ラジオと話しているみたいな気がします。ああ、これラジオの声じゃん! みたいな。ちょっとおもしろかったです。
ふと思い出しましたが、カシオの電子辞書、の音声機能、の声は、レナさんです。1週間くらいかけて録音したそうです。たいへんそ~
7時に始まった会ですが、ふと時計を見ると 9:00、と思いきや、よく見たら 11:45! 驚きました!
というわけで、電車は1駅手前までしかなく、最後はタクシーの運転手さんと、昨今の景気について論じ合って、一日をしめくくりましたとさ!