2024年8月25日日曜日

『ザ・ユニオン』

ネトフリの新作。
ハル・ベリーが準主役の

『ザ・ユニオン』

田舎の元同級生。
男(マイク)は地元に残って、半径 1マイルの生活を満喫し、
昔の女性教員と寝たりして暮らしています。
一方女(ロクサーヌ)は、世界をみたいとそんな田舎を飛び出し、
今は政府系のエージェントに。
ただ、仲間を失い、どうしても新人が必要な局面で、
元同級生に白羽の矢を立てます。
で、マイクをいきなりロンドンに連れ出し……という物語。

107分というビミョーな長さになっているのは、
田舎の描写がやや長いから。
そういう田舎暮らしの、
ジモティーとして満ち足りて生きることを賞賛し、
彼らこそが世界を動かしているのだ、と、
想定された観客をくすぐる時間が必要だと考えたわけですね。
「ユニオン」は、映画内では組織名ですが、
もちろん「組合」でもあるわけです。
でも、そこはあまりおもしろくなかった。

作戦が開始してからは、
まあ、平均レベルのアクションものにはなっていると思いましたが、
ハル・ベリーではない、
役名もないワル側の女性に、とてもアクションが切れる人がいて、
その人はよかったです。

でもまあ、観客に媚びを売る映画っていうのは、
どうなんでしょうね?