2008年7月1日火曜日

秒針とスピーカー


今日は収録の日でした。いつも通り、のんびりした感じで、楽しく収録できました。

今日はちょっとだけ早くスタジオに着いたので、技術の方とだべってました。2人で、スタジオの隅にあるモニターで、連ドラ「瞳」を眺めながら。で、ふと気づきました、テレビ画面の時刻が変わる瞬間、スタジオの丸時計の赤い秒針も、きっちり12のところを通過することに。

「いや、このスタジオだけじゃないですよ」と、感じのいい技術さんは言いました。「すべてのスタジオの時計は、毎日、合わせるんです」
「毎日?」
「毎日。ここもそうですけど、ナマでも使うスタジオは、特に」

考えてみれば、もし3秒も狂っていたら、それはまずいでしょうね。でも、毎日合わせても、そんなに狂ってない気もしますけど。それから話は、中型冷蔵庫ほどもあるスピーカーのことに。

「わたしもね、家ではダイヤトーンなんですよ。もちろん、ず~っと小さいけど」
「どのスタジオも、このダイヤトーンなんですよ。でもこのごろは、別の会社のに換わりつつあって…… なんだか、ダイヤトーンの音に慣れてるから、音によっては、ちょっと薄い感じがすることもありますね」

どの道の人でも、「プロ」とだべるのは楽しいですね。こちらが思いもしないことを発見させてくれるから。

さて、そうこうするうち、いつものメンバーが到着。で、続きはまた明日!