監督のアンヌ・フォンテーヌ繋がりで、
『ココ・アヴァン・シャネル』
も見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=GpNc4PACZv0
わたしには、「やや退屈」という感じでした。
男性社会に切り込んだ女性、
というアングルにしたかったのでしょうが、
はっきり言って、
富豪のもとに押しかける娼婦、
というのがスタートポイントであり、まあ、
体を張って男性社会を利用した女性、
というほうが正確でしょう。
店を持つ時も出資したのは(別の)金持ちの愛人だし。
そういえば、その後打ち出した路線も高級ラインで、
ココという人は、
お金持ちが好きなのね、
ということは、よくわかりました。
シャネルの伝記的事実はそこそこ知っていたのですが、
こうしてストーリーにして、
「革命的人生」であるかのように提示されると、
なにかちがう気がしました。