というわけで、
71年前の今日、玉音放送があったわけですが、
予定通り、
『日本のいちばん長い日』
を見てみました。(1967年・岡本喜八版)
何十年かぶりですが、
畑中少佐のファナティックな様子は、
記憶の底からもよみがえる気がしました。
https://www.youtube.com/watch?v=rfYkl2nOGxw&list=PLFa3he_I_McMAn03_J2mNv3SXIpQ6-thC
https://www.youtube.com/watch?v=8v2bDBxAw4g 新版
まず、
あと2週間早く降伏していれば、
あの2発はなかったのに、と思うと……
マッチョなものはもちろん、
時にはそしてそれをやさしく包むものさえ、破滅への道を切り開いてしまうこと。
製作者の意図とは別に、
そうしたことを思いました。
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昭和二十年八月十五日午後東京駅 及川均
正面降車広場
だまっていた。
だまって拡声器の前に立っていた。
壁がくずれていた。
赤錆びた鉄骨の間から空が陥ちていた。
莫大量の重さをせおって。
そして風呂敷包をさげておれは歩きだした。