2016年8月30日火曜日

Le code a changé

『パリ警視庁未成年特別保護部隊』で共演していた

カリン・ヴィアール(離婚専門弁護士)
マリーナ・フォイス(産婦人科医)

が共演し、

ダニー・ブーン(カリンの夫。失業中。名前はピョートル。ポーランド系。)
パトリック・ブリュエル(フォイスの夫。内科医。ユダヤ人。)

も出ている、

Le code a changé

を見てみました。
(タイトルは、アパルトの玄関ドアを開ける「コードが変わった」と、
人生における「コードが変わった」をかけているようです。)

https://www.youtube.com/watch?v=EvxsBhMNtO0

大人の恋愛もので、
(といっても「カラミ」のシーンはほぼ皆無)
出てくるのは弁護士や医者だし、
とても会話が多く、
ハードボイルドに「行動で示す」ことはありません。
あくまで、食事の場面とか、
カフェの場面とか、
会ってする話の中で、物語が語られます。
ということは、
ちょっと説明的で、
ややスリルに乏しいのですが、
今回に限って言えば、
俳優たちが達者なので、
それなりに楽しく見ていられます。
単なる「おフランス」になっていないのには、
やはり、一人ユダヤ人が入っていることでしょうか。
パトリック・ブリュエルは、
ユダヤ人じゃない役は見たことがないかも。

小粒だし、ブルジョワ趣味だし、説明的だし、
ほんとは好きなタイプじゃの映画じゃないんですが、
俳優のうまさが、それをカヴァーしていました。
そうそう、
劇中で中心になる食事会は、
6月21日、つまり「音楽祭」の日に行われるので、
そこに向かう客たちは、さまざまなステージを目にするのですが、
中で、
ほんもののアンジェリック・キジョが(数秒)いたのには、
驚きました。

https://www.youtube.com/watch?v=cbRgTaiOh_U