1980年生まれという、
若いレベッカ・ズロトヴスキ監督と、
レア・セドゥーが組んだ映画と言えば、
これがありました。
http://tomo-524.blogspot.jp/2016/01/blog-post_94.html
で、
これがわたしにはイマイチだったので、
同じコンビによるこの作品もスルーしていたのですが、
とはいえ原発を扱っている映画は少ないので、
やはり見てみることに。
『グランド・セントラル』です。
https://www.youtube.com/watch?v=G_0kYJ8izhQ
原題は Grand Central
←普通名詞として訳せば「大きな(原子力)発電所」。
邦題も、むしろ、
「恋のフランス原発」(!)
くらいに訳しておけば、
もっと注目された気もします。
(この邦題だと、駅の話かと思う人も多いでしょう。)
まさに、原発を舞台とした、恋物語です。
この映画の特徴は、
いわば個人的なレベルの恋愛、結婚、連帯、家族、
みたいなものを、
いわば社会的なレベルの原発という状況と、
合体させた点にあるわけですが、
今回は、これがうまくいっていると思いました。
この監督の場合は、
自分の問題にこだわりすぎないほうがいい結果が出るのかも。
そして原発作業が赤裸々に映し出され、
それが、レア・セドゥーの、
最後のセリフに流れ込むことになります。
こういう映画は、作られるべきだと思います。
新作は、この秋に公開されるこれ。
ナタリー・ポートマン主演ということは、
監督と主演、どちらもユダヤ系ですね。
https://fr.news.yahoo.com/lily-rose-depp-natalie-portman-duo-charme-planetarium-124609431.html
https://www.youtube.com/watch?v=0MvPkq1Um_o