直前の投稿で上げたリンクの中に、
見ようと思って見逃していたイギリス映画がありました。
で、見てみました。
『パレードへようこそ』(2014)
とってもおもしろかった!
まさに「笑いあり涙あり」で。
https://www.youtube.com/watch?v=qas9Qd5QwPM
舞台は1984年、
サッチャーが新自由主義的な
(つまり格差拡大に直結するような)
政策をごり押ししていた時代です。
彼女の意向で、
赤字の炭鉱は閉鎖、と決まりましたが、
実際当時のイギリスには、
数十万人の炭鉱夫がいて、
彼らの多くを一気に失業させる勢いでした。
(マーケットに任せる、というわけですね。)
http://www.newsweekjapan.jp/joyce/2013/04/post-65.php
で、
やはり当時官憲に虐げられたいたLGBTのあるグループが、
炭鉱夫を応援しようと立ち上がります。が、
ゲイの支援なんかいらない、
と彼らは言うのです。
でも、とある村の炭鉱夫組合だけが、
支援を受け入れるというのです……
イギリスでは、1967年まで、
同性愛行為は違法でした。
(驚きですが。)
また、映画の舞台である84年当時になっても、
20歳以下(未満じゃありません)のそれは違法でした。
(驚きですが。)
そういえばドナ・サマーって、
(少なくともある時期までは)
ゲイのアイコンでしたね。
彼女の名前も、ちらりと出てきます。
エルトン・ジョンのポスターも。