やっぱりおもしろかったので、
その勢いのまま、
を見てきました。
今年のオスカー作品賞・監督賞などですね。
(オスカーそのものは、それほど興味があるわけでもないんですが、
今回は、お祭りに乗っかって楽しむことにしました。
院生たちとも話せるし。)
一言で言って、とてもおもしろかったです。
90点、という感じでしょうか。
ラスト近く、
意外にもメッセージ性が強く出ていて、
そこがわたしには少しマイナスでしたが、
トータルとしてはかなりおもしろいです。
物語は、
「多数の宇宙の運命」と「家族の運命」の、
二重構造になっています。
(そういえば、『ミズ・マーベル』もそうでした。
笑えるポイントはいくつもあって、
「オーガニック」
もその1つ。
(詳しくは書きません!)
また、途中、
ドゥビュッシーの「月の光」のメロディーが
かすかに聞こえてくることが何度かあって、
その回収のされ方にうなりました。
そのほかにも、
「やさしく歌って」など、
いろんな曲の断片が聞こえてきました。
きっと、わたしが認識できなかった曲も多くあったのでしょう。
どの曲も、まあ当然ですが、
そこで流れる「必然性」があるようです。
フランスのニュースを見ていたら、
今回のミッシェル・ヨーの受賞で、
マレーシアは大騒ぎだとありました。
彼女はかつての「ミス・マレーシア」で、
今もマレーシア国籍なんですね。
(フランス語のwikiには、
英語を話す中国系の両親のもと、
マレーシアで生まれた、とあります。)
大騒ぎになるはずですね。
もともとスターではあるわけですが。
(ちなみに日本では「ミッシェル・ヨー」と言ってますが、
英語でもフランス語でも、
「ミッシェル・イエオ」と言ってますね。)