やっぱり復習しておきたい思って、
『荒野の7人』(1960)
を見てみました。
アマプラにもネトフリにもディズニー+にもなくて、
中古のDVDを買いました。
(でもあとから、YouTubeにレンタルがあるのを発見。
こっちにすればよかった!
こっちのほうが画質もいいです。)
まあ、同じ話です。
ただ、クライマックスの前に、
例のハリウッドの法則、
大団円の前に最大の危機が訪れる、
というパターンを踏襲していて、
残念ながら、それがうまく機能せず、
逆にユルイ感じになってしまいました。
その分、『七人の侍』のほうがいいかな?
また、「七人」の中の最年少の侍に当たるガンマンがいるのですが、
彼は最後、
助けた村の女性と恋仲になり、
そのまま村に残る選択をします。
まったくヘテロです。が、
『侍』では、その武士はややクィアな存在なのです。
そこも、『侍』に軍配が上がるようです。
比較するとおもしろいのは、
ああ、ここはこんなにはっきり移植するんだ、
と思える箇所が複数あること。
「7人」の内の一人が、「百姓/農民」の出であるとか、
最後に勝つのは彼らだとか。
でもまあ、
ユル・ブリンナー、
スティーヴ・マックイン、
チャールズ・ブロンソン、など、
豪華メンバーを楽しめました。