ロネ・シェルフィグ監督。
ゼミで彼女の話が出て、
『17歳の肖像』のことを思い出しました。
今調べたら、2010年の作品で、
主演はキャリー・マリガン。
彼女をちゃんと見たのはこの時が初めてだった気がします。
(今となると、これの印象が強いです。
これは主演のキップが彼女です。
17歳だったキャリーも、お母さん刑事になろうとしています!
で、
『17歳の肖像』(An education)
を見直したんですが、
印象は当時と変わりませんでした。
1961年のロンドン。
17歳の優等生が、
ガミガミ勉強しろとうるさい父親の生活を見て、
また家庭に沈む母親の暮らしを見て、
その退屈さに押しつぶされそうになり、
つい、甘い幻想を振りまく年上の男に吸い寄せられる、
という物語です。
少女はフランス語を勉強していて、
パリに憧れていて、
時々不意にフランス語をしゃべります。
(そしてラテン語に苦しんでします。よくわかります!)
最後は、苦みを残しながらも、
ハッピーな方向、という感じ。
ロネ監督らしい、というところでしょうか。
これはこれでいいと思いました。