2023年3月12日日曜日

『17歳の肖像』

先日見た『ニューヨーク 親切なロシア料理店』の
ロネ・シェルフィグ監督。
ゼミで彼女の話が出て、
『17歳の肖像』のことを思い出しました。
今調べたら、2010年の作品で、
主演はキャリー・マリガン。
彼女をちゃんと見たのはこの時が初めてだった気がします。
(今となると、これの印象が強いです。


これは主演のキップが彼女です。
17歳だったキャリーも、お母さん刑事になろうとしています!

で、

『17歳の肖像』(An education)

を見直したんですが、
印象は当時と変わりませんでした。


1961年のロンドン。
17歳の優等生が、
ガミガミ勉強しろとうるさい父親の生活を見て、
また家庭に沈む母親の暮らしを見て、
その退屈さに押しつぶされそうになり、
つい、甘い幻想を振りまく年上の男に吸い寄せられる、
という物語です。
少女はフランス語を勉強していて、
パリに憧れていて、
時々不意にフランス語をしゃべります。
(そしてラテン語に苦しんでします。よくわかります!)

最後は、苦みを残しながらも、
ハッピーな方向、という感じ。
ロネ監督らしい、というところでしょうか。
これはこれでいいと思いました。