2022年3月2日水曜日

持ちこたえる

ウクライナ関連のニュースをよくチェックするので、
新聞を読んだり、
ネット記事を見たりする時間が長くなっています。
いろいろ思うことはありますが……

ウクライナ軍、そしてウクライナの市民たちが、
力強く立ち向かい、
ロシア軍の侵攻を食い止めている、
これに、プーチンも激しく苛立っている……
というようなニュースがあります。
これを読むと、その瞬間は、
ああ、えらい、がんばれ、
と思うものの、
次の瞬間には、
でもちがう、死んでいるのはプーチンではなく、
現場のロシア兵たちだ、
故郷で家族が待っている兵士たちだ……
と思ってしまいます。
もちろん、
どちらにも死んで欲しくはない。
そもそもわたしは、
「国家」のために命を投げ出すことを美しいなんて思っていません。
「国家」は、家族でも故郷でもない、
それは虚構であり、
本来「国民」の利便のために立ち上げたもの。
だとしたら、
そのために「国民」が死ぬなんて、
まったく矛盾しています。

アメリア、EUなどが、武器を供与しています。
ウクライナ軍は、これがないと戦えない。
でも、武器って、
要は人殺しの道具です。
かえすがえす、
こんな侵略、始めるべきではなかったと思います。

でも……
今目の前に進行しています。
ロシアの兵士たちが次々に投降し、
戦意を喪失し、
戦争を否定し、
その波が、ロシア国内にも波及し、
プーチンを引きずり降ろす……
という流れがいいと思うんですが。

残念ながら、
ロシアにはもちろん、
アメリカにもEUにも、
この戦争で大儲けしているしている企業が、人が、
いるわけです。
戦争は儲かりますから。
そして彼らと、
ロシア政府、アメリカ政府などは、
さまざまに繋がっている。
政治的にも、
中東とも、アジアとも、
さまざまに繋がっている。

そういえば、
ゲルギエフは、ミュンヘン・フィルを解任されましたね。
彼は、プーチン批判を受け入れなかったようです。
一方、ペトレンコは、今回の侵攻を否定しました。
ほかにもロシア系のミュージシャンはたくさんいて、
その動向も気になります。

(テニス界。
メドヴェージェフは、それにしても、
せっかくランキング1位になったのに、
可哀想でした。
でも彼は、プーチンを応援したりしないでしょう。)