『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
の時評を発表しているので、
わたしも見ておこうと思ったのですが、
いや待てよ、
どうせ見るなら初めから、と思って、
見始めています。
知らなかったのですが、映画版『エヴァ』は4部作で、
序 / 破 / Q
そして今回の作品、となっているのですね。
で、
まずは『序』と『破』を見てみました。
アニメはあまり得意じゃないんですが、
この2作については、
すんなり最後まで見ることができました。
というか、おもしろかったです。
ただ、予想していたよりも、はるかに情緒的。
なにしろ主人公の少年にとっての最大の関心事は、
父親の愛、であり、
それは、少年を世話する若い上司も同様なのです。
侵略者 vs. エヴァンゲリオン
だけでは、単なる子供向けになってしまう、ということなんでしょうか?
このテーマには乗れませんでした。
一方、
「国」が全面に出てきていない点は、
好感が持てました。
さらに、「人類」を守ることについてさえ、
その抽象度にコミットできないとためらう感じも。
この後も見てみます。