2021年9月12日日曜日

Into the night

ベルギーのドラマ?
フランス語? 
ああ、フランス語なんだ。
へえ、どんな感じ?
……と思ってちょっと見始めたら止まらなくて、
それに1話が短めなので、
もうシーズン1を見終わりました!
これです。

Into the night (2020)


SFです。
太陽に異変が生じ、
その光にさらされると、人間は死んでしまう!
それに気づいた NATO 所属のイタリア人軍人が、
ベルギーの飛行場に乗り込むと、
警備員の機関銃を奪って旅客機をハイジャック。
何でもいいから西へ行け!
そう、飛行機で飛び続け、太陽を避けようというのです……

なかなかすごい始まりです。
ハイジャックされた飛行機は飛び立つのですが、
もちろん燃料の問題もあるし、
食料だって足りなくなるし、
どこかで降りなくてはなりません。
で、着陸し、いろいろ補充して、
また飛び立つのです。
でも、どこへ?
Into the night.
というわけです。

物語が切迫していて、
その緊張感に引っ張られて見始めたわけですが、
もう1つの理由は、
飛行機のパイロットを演じていたのが、
ローラン・カペリュートだったことです。
『黒いスーツを着た男』で、
目撃者のカレシである大学教員を演じていた俳優です。
他の映画でも彼を見かけた記憶はありますが、
こんなに大きな役は、わたしは初めて見ます。

そして話が進む中で分かっていくこと、
それは、飛行機の乗客が、
イタリア人軍人に加え、
元ベルギー軍の女性兵士、
トルコ人、
モロッコ系の清掃員、
ポーランド系の整備工、
ロシア人親子、
父親がイタリア人のベルギー人インスタグラマー、
アフリカ系移民の看護師、などなど、
多彩な面々に構成されていることです。
これはやっぱり、
邦画では出会いにくいおもしろさですね。

とにかく、
すごく引き込まれます!