2021年9月9日木曜日

『Q』

『エヴァンゲリオン』、今日は『Q』を見てみました。


最初、前2作との繋がりが分からず、
かなり戸惑いましたが、
なんと、これは前作から14年も経っているという設定でした。
にもかかわらず、主人公は成長していない!
分かりにくいわけです。

昨日、これは「父親の愛」を巡る物語のようだ、
と書きましたが、
いきなり違う要素が出てきてしまいました。
主人公の少年シンジが乗るエヴァンゲリオン初号機は、
どうやら、彼の母親の魂(?)が埋め込まれており、
また、彼を「守る」と宣言していたいたいけな少女は、
やはり彼の母親の遺伝子を使って作られたようなのです。
つまりシンジは、
精神と肉体に分化した二人の母親とともにいたことになります。
本人は、深い孤独を囲っているようでしたが、
実際は、ということですね。
(ただ、本人はそんな事情を知らないわけなので、
やはり孤独ではあったでしょう。)

こうしたことが何を意味するのか、
それはよく分かりません。
そもそも、映画を見ているだけでは、
分からない要素が多すぎる気がします。
それ以外のところから情報を得てくるのを、
前提としているかのようです。

そして実は、今年発表された第4部、
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』も、
冒頭だけ見ました。
なんと、パリでした!