今年もあと18日。いかがお過ごしですか?
昨日の授業中、ある男子学生を当てました。まじめな子です。でもその時は、まあ、答えがわからなかったのでしょう、ウンもスンもなく、なんだか無視(!)してるような感じです。(もちろん彼は、質問を無視するような学生じゃありません。)だからわたしが、
「じゃあS君にシカトされちゃったから、次どうしようかなあ」
と言ったときにも、周りは笑い、S君はあせって何か言おうとしたのでしょう。で…… わたしは脱線させて言いました。
「そういえば、シカトって、なんでシカトっていうか知ってる?」
これはみなさんご存知でしょうか? 花札の「鹿」の札、これは10点の札ですね。で、「10点札」=「十券(とおけん)」。つまりあの札は、「シカのトオケン」→「シカト(オ)」なのです。そして…… そう、あの描かれた鹿は、必ずソッポを向いているんです!
シカト=鹿の十券の鹿みたいに、ソッポを向くこと
だそうです。でも、今言いたいのはそれではなくて……
学生たちに聞いてみたら、なんとクラスの半分ほどの学生が、花札をやったことがない! これはちょっとびっくり。というのも、わたしが子供の頃は、正月などに親戚が集まると、子供たちは必ず花札を(だけじゃないですが)やったものだからです。
もちろん花札なんて、やったことなくてもいいんですが…… あってもいいかも。
赤タン、青タン、猪・鹿・蝶(画像)、月見で一杯…… 正月がチャンスかも!