このところ、東京はいい天気が続いています。寒い、という声も聞こえますが、わたしはそうでもありません。(ユニクロのおかげ?)みなさんはいかがでしょうか?
今日同僚の管さんから、「季節のごあいさつ」を頂きました。それが、上の写真です。いいでしょう? みなさんにも、おすそ分けいたします! (菅さん、ありがとうございました!)ここは、ラパ・ヌイ(イースター島)。この夏管さんが、ポリネシア・トライアングルを踏破したときの写真と思われます。Listen to the wind and the sound of the waves...
そういえば先日、自作の詩と一緒にお葉書をくださったチカさん、こちらもありがとうございました。やっぱり詩って、いいですよね。
振り返ってみると、学生時代の授業も、詩を扱うもののほうが熱心だった気がします。ボードレールの研究者として知られる阿部良夫先生が、当時非常勤講師としていらしてたのですが、忘れもしない、金曜の1時間目、学部生から院生までずっと阿部先生の授業に出てました。内容は毎年変わって、ランボー、ボードレール(散文詩)、マラルメ、ヴェルレーヌ、ポンジュ、ボヌフォワ…… こうして書き出してみると、ああ、もっとちゃんと勉強するんだった!
ちなみに金曜の2時間目は大学院の授業で、こちらは毎年ボードレールの『悪の華』を、少しずつ読み進めていました。緊張する授業でした。
さらにさかのぼると、あれは小学校5年生のとき、新任の先生が出した宿題が、自分の好きな詩を紹介する、というものでした。好きな詩、っていっても、小学生ですからね、レパートリーがほとんどないです。で、わたしが提出したのは、中原中也の「汚れっちまった悲しみに」でした。
この詩は調子がいいので、小学生にもなんとなく面白いんですね。なすところなく日が暮れる、なんてところも、共感できるし。
あ、さらにさかのぼる記憶を発見。あれはたしか小学4年くらい。詩を作ってくる宿題がありました。(また宿題です!)忘れもしない、野球のことを書きました。まあ、カーンと打ったらバーッと走れ、みたいな。(Vraiment ?)
こうしてみると、学校教育の影響の大きさに驚かされます。で、小3年の魂100まで、ということで(?)、今日もまた、えんえんと詩集を読んで過ごしたのでした!