というわけで今日は、初の you tube 授業、なんとか楽しくできました。(わたしは!)
まあこんな機会もあまりないので、軽く日本における「シャンソン」の受容をおさらい。エディット・ピアフ、イヴ・モンタンを聞いた後、いわゆるフレンチ・ポップス代表としてポルナレフ、シルヴィー・ヴァルタンが登場。後者の「あなたのとりこ」は、学生も知っている人が多いようでした。(数年前、さんざんTVCMで流れましたからね。)
で現代は、そんなに時間もないので、まず(コルネイユと)カナダつながりで、K-maro。彼はわりと最近ここでも取り上げました。そして次は「フランスのエミネム」、SINIKです。歌は「石の心」。怒ってます。
このメロディアスなラップ、たしかに「エミネム」っぽいです。(怒ってるし!)この歌の決めセリフはこれ、
Dans les ghettos, le mot "Je t'aime." s'est jeté par la fenêtre.
彼は自分の住む「郊外」を「ゲットー」と呼んでいます。「ゲットーでは、愛してるなんて言葉は窓から投げ捨てられちまったぜ。」気軽に言うのも気が引けますが、いいですね。
で、トリはコルネイユ。このスーパースターの紹介さえできれば、まあ今日はよしとしましょう。(ハードル低!)歌詞ももちろんちゃんと読んだんですが、ちょっと難しかったかな? でも、教科書のフランス語とはちがう、リアル・フランス語、やっぱり手応えがちがいます。
ああ、2年生は、こういう授業もいいのかなあ。