2022年4月8日金曜日

『ブライト』

ノオミ・ラパス見たさで見てみたのが、

『ブライト』(2017)

です。
結論から言えば、駄作でした。


舞台は近未来の(?)ロサンジェルス。
そこでは、人類だけでなく、
エルフ、オーク、ドワーフなどという「族」も共生しています。
そして、大昔に閉じ込められた「ダーク・ロード」
(「ロード」は「神」のほう)
を、再び解き放とうとするグループと、
それを阻止しようとするグループの戦いを描いています。
中心にいるのは、
ウォード(人間・ウイル・スミス)とジャコビー(オーク)のコンビ。
後者は、オークで最初の警官です。
この、異族間の関係の変化も、
一つのストーリー・ラインにはなっています。

こうした設定なら、
誰が見ても、現代における多民族空間の比喩なのだろう、
とは予想できるし、
実際そういう点も少しはあるのですが、
まあ言ってしまえば、考えが浅い。
というか、その点についてほとんど考えてないように感じます。
「ダーク・ロード」云々も、
なんだかよくわからないし。

ノオミ・ラパスは……
アクションなど、悪くはないんですが、
まあ、映画自体のレベルが……