2022年9月23日金曜日

英大使館移転を検討

新首相は、
ジョンソンの政策を引き継ぐという話でしたが、
いきなり物議を醸すことを言い出しました。


イギリスは、パレスチナ問題を引き起こした張本人なのに。
そういえば、
イタリアの選挙でも右翼が勝ちそうだという話が聞こえてきます。
ヨーロッパはどこへ行く気なんでしょう?

2022年9月22日木曜日

Drawing strangers on the NYC subway

このシリーズ、
たくさん上がってるんですけど、
どれを見ても、
うまいなあ~、
と感心します。
もちろん、リアクションもいい感じ。

2022年9月21日水曜日

『プレデター ザ・プレイ』

今日の大学院ゼミでは、
ゴダールを追悼して何か見ようと思ってたんですが、
みんなでだべっている内、
なぜか!

『プレデター ザ・プレイ』

を見ることになりました。
Disney+ で配信されています。
(劇場公開はありません。)


この作品は、
「プレデター」シリーズの5本目にあたっていて、
院生によれば、
シリーズ最高傑作? という感じらしいです。
時代は1719年、場所はグレート・プレーンズ。
そこに、コマンチ族の集落があり、
また、その土地のバッファローを狙うフランス人ハンターたちがいます。
そしてある日、
空から、プレデターがやって来ます。
この三者が、互いに「狩る」ことになってゆきます。
ただし、「狩る」ことの意味は、
それぞれにとって違いがあります。

<以下、ネタバレ含みます>

主人公は、コマンチ族の若い女性、ナル。
彼女は当初、「狩る」ことを通して、
自分が真の戦士であることを証明しようとします。
それは、彼女の母親などに割り振られた、
薬草を扱ったり皮をなめしたりといったこと、
つまり「ケア」全般とは別のことです。
(ただ、男たちが彼女を最初に狩りに連れて行くのは、
彼女が「ケア」できたからなんですが。)
そして、ライオンなどを狩ろうとしている内、
彼女はプレデターの存在を感じ始めます。
この宇宙からきたモンスターは、
つまりはマッチョの権化であり、
相手を倒すことで自己の存在理由を獲得しようとします。
この点は、ナルの兄を含めたコマンチの男たちにも、
通じる部分があります。
当初は、ナルもまた、こうした考えに則って行動していました。
が、ナルは母親に言われるのです、
真の戦士とは、生き延びる者、なんだと。
ここから、ナルにとっての「狩り」の意味は変化していきます。
プレデターと対面したときも、
むやみに戦わず、
生き延びることを最優先させてゆきます。
そしてついに対決の時がきて、ナルはプレデターを倒します。
ナルは、「ケア」もでき、生き延びることも達成したわけです。
プレデターは、自分自身のマチズモに倒されます。
マチズモは自爆するのです。

フランス人たちはフランス語を話しています。
彼らは、この時点ですでに入植しているヨーロッパ人ですが、
映画が一応終わった後投映される壁画風のイラストには、
今後も、空から、
巨大な船団のようなものがこの土地に飛来することを予告しています。
これこそ、「ヨーロッパ」なのでしょう。
「フランス人」たちが、
現場でのヨーロッパ人盗賊であったのに対し、
プレデターは、「ヨーロッパ」の、
あるいは国家的植民地主義の先兵だったとも言えそうです。

ホラーなのに、
と言ったら失礼かもしれませんが、
こんな構造を備えているんですね。

秋学期

昨日、
ついに秋学期が始まりました。
つかり、昨日と今日で、
まだ二日しか大学に行ってないわけですが、
まあいろんなことが起こります。
といっても、
そのほとんどはごく小さなこと
(たとえば、前列に座っていた男子学生が、
Iron Maiden のTシャツを着ていたので、
好きなの?
と訊いてみると、
え? いや、知らないです、バンドなんすか?
と訊き返されるとか。
ある女子学生が、授業中、
マスク越しに大欠伸をしているとか。)
ですが、
それでもそれらは、
相手がいてこそ起きること。
人の中に出ていくというのは、
そういうことなのでしょうね。

ワカモノたちは元気そうで、
なにかホッとしました。

2022年9月18日日曜日

『ホームランド』シーズン2終了

時間があったので、
もう見終わりました。
全13話のなかで、
3だか4だかあたりに、
とても感動的なシーンがあって、
それは素晴らしかったです。が、
その後、ちょっと重すぎる展開に。
というのも、
メインのストーリーはテロ攻撃関係なので、
これは緊張感が常にあるのも当然なんですが、
サブ・ストーリーも、
このあたりから重くなってしまったのです。
となると、
ドラマを見ている間中、
どちらを向いても苦しい感じで、
ちょっと息が詰まりました。
そしてそれと関連して、
ヒロインであるCIA の捜査官が、
あまりに困難に遭いすぎる。
それはもう、女性イジメに近い印象さえありました。
結果の意味としては、
女性側が正しかったということになるとしても、
プロセスにおいて、
女性がいじめられている時間が長いので、
そこがちょっと疑問でした。
ほんとに、シーズン1と、
シーズン2の途中まではすごくよかったんですけどね!

『タミー・フェイの瞳』

ゴールデングローブ賞も、
オスカーも、
そんなに重視はしていませんが、
一応、
その両方でことし「主演女優賞」を取った作品、

『タミー・フェイの瞳』(2022)

を見てみました。


原作がドキュメンタリーだからなのでしょう、
できあがったこの映画も、
良くも悪くも淡々と時間が過ぎてゆきます。
そしてその中で起こる事件も、みんな、
どこかで見たことがあるものばかり。
たしかに主演のジェシカ・チャステインはうまいと感じますが、
まあ、『女神の見えざる手』のときのほうがよかった、かな。

<以下、ネタバレします>

映画のラストで、
ジェシカが南北戦争の時の北軍のテーマ曲(?)である、
「リパブリック賛歌」を歌うシーンがあります。
その歌っている最終に、
ステージ後方に星条旗が降りてくるのです。
つまり、
「アメリカ」と、その出発点である南北戦争と、
キリスト教が三位一体となる瞬間です。
でもそれは、なんというか、見慣れた景色です。
タミー・フェイも、その夫も、
とくに人間的な魅力があるわけでもない。
深さも、屈折もない。

ジェシカ・チャステイン
(彼女の夫は、あのモンクレールのCEOにして伯爵、だそうです)
は、
この原作の映画化の権利を買い取り、
自ら主演したようです。
この映画に溢れる古い価値観に共鳴したのでしょうけど、
ちょっとザンネン。

「大学ランキングの信憑性」

この記事、


「大学ランキングの信憑性」が問われる、
みたいなことが書いてありますが、
わたしにしたら、
ええ? あんなの信じてたの!?
という気持ちです。
あれを決めるには、
当然、アルゴリズムの登場となるわけですが、
それを大本で決めているのは人間であって、
AI はその後の計算をしているだけです。
だから、その初期設定する人間のさじ加減で、
いかようにも結果は変わってきます。
「いや、これはAI が出した数値だから」
というのは、実質、ペテンだと思っています。








2022年9月17日土曜日

撮影

昨日は久しぶり大学に行って、
ある「撮影」をしてきました。
それは、まあざっくり言って「総合芸術系」の宣伝、
みたいなもので、
総合文化教室(つまり学部の方の)同僚である、
英語の大澤先生との「おしゃべり」を録画したのでした。
話題は、主に「女性」を通して見た映画で、
メインとなったのは『パレードへようこそ』です。
偶然なんですが、この映画、
大澤さんもわたしも授業で使っていて、
でもちょっと文脈が違うので、
その辺を中心に、という感じです。
撮影してくれたのは院生で、
今頃彼が、編集してくれているはずです。

こうした動画は、
総合芸術系の先生、全員が用意する予定になっています。
ただ、ほかの先生方の場合は、
こんなにくだけてないことが予想されます。
まあ、わたしのやつが一番やわらかいでしょう!
たぶん、1ヶ月以内くらいには、
YouTubeにアップできると思います。
その時は、またお知らせします!

2022年9月15日木曜日

『ホームランド』シーズン1終了

『ホームランド』のシーズン1、
全13話、見終わりました。
評判通り、とても緊密で、
よく練られたドラマだと感じました。
サスペンスの作り方も上手くて、
しかもそれが層状になっていて、
ほんとに上手。

ヒロインは、
強い女性なんですが、
一方では双極性障害を抱えていて、
しかもそれが勤務先のCIAにバレルと間違いなく解雇なので、
病気をコントロールしながら、
しかも誰にも秘密にして、
行動しているのです。
主役にある「弱み」を持たせるのは常道ですが、
今回のは、わりと重い。
ただ彼女の姉が医師なので、
それでずいぶん助かっているのです。

この姉は二人の女の子の母親なんですが、
夫の姿はありません。
親戚ではありますが、
姉妹と子どもたち、合計4人は、
ある種の連帯の中にあるように見えます。
また、この女の子たちと、
イランから帰還した軍曹の子どもたち二人、
そして彼がイランで親しくしていた子ども、
(この子の父親はテロリストなんですが)
そこにもコントラストがあるようです。

シーズン2、見始めました。
(先が長いので、どこまで行けるか分かりませんが!)

2022年9月14日水曜日

「略奪とレイプと虐殺の帝国の君主」


とは、誰のことでしょう?
そう、もちろん彼女、「白い母」です。


ここではナイジェリアのことについて触れられています。
今朝見たワールド・ニュースでは、
ジャマイカを取材していて、
植民地時代の蛮行の謝罪もまだだ、
と憤っている人もいました。


Drawing strangers

YouTube でたまたま出てきた動画なんですけど、
NYの地下鉄で、
知らない人を描いちゃうっていうやつ。


この女性はカッコイイですけど、
なんというか、
もっとふつうのオジサンとか、
オニーサンとかも、たくさん描いています。
なんといっても、うまい。
また描かれた人たちのリアクションも面白い。
アメリカの、
こういうところはいいですねえ。

2022年9月13日火曜日

Jean-Luc Godard

リベラシオンによれば、
ゴダールは「安楽死」を選んだようです。

Jean-Luc Godard a eu recours au suicide assisté: 

«Il n’était pas malade, il était simplement épuisé»



病気じゃない、疲れ果てただけ……
91歳……
想像するのは難しいです。
(あるいは、想像したくない……)

「ロシア大敗北」

ロシアが敗北しているというのは、
「いい」ニュースです。


戦争が続いていること自体はもちろんよくはないし、
どちらの軍にせよ死傷者が出るのはまったく望みませんが、
でも、
今目の前に戦争があり、
それはまぎれもなくロシアが仕掛けた侵略戦争なわけなので、
ロシアの敗走を願っています。
みんな武器を捨てて帰っちゃえばいいのに!
(いや、ロシアの締め付けがそんなに甘くないのは分かっています。)

このロシアの敗北が、
潮目が変わったサインならいいんですが。

2022年9月12日月曜日

もうすぐ

後期授業の始まりが近づいてきて、
となると、事務からのメールなども増え、
だんだんそういう気分になりつつあります。

で、今日は、
博士課程の学生から、
仕上がった論文が送られてきて、
丸一日かけてチェックしました。
夏休み、がんばったことが伝わってきます。
ワカモノたちには、がんばって欲しいですね!

そういえば、
レナさんと進めている教科書の仕事も、
そろそろ大詰めに近づいてきました。
これ、以前にも書いた気がしますが、
いい内容なので、
教科書だけではなく、
参考書にもしたいなあと思います。
YouTubeと連動させた、
なかなか画期的な「コンテンツ」なんです。
ただ、レナさんも忙しそうだし、
ちょっと時間かかるかなあ……

2022年9月10日土曜日

『ホームランド』

アマプラで、

『ホームランド』

というアメリカのドラマを見始めました。


8年前アルカイダに捕らえられ、
もう死亡したと思われていたアメリカ兵が、
特殊部隊によって救出されます。
彼はもちろん、アメリカのヒーローに。
でも、国務省の女性職員ただ一人だけは、
彼を信用できません。
彼はテロリストに転向してる、
彼女はそう言うのです……

なかなか緊迫した、無駄のないドラマで、
惹きつけられます。
今日、第4話を見ていたら、
なんと、『オマールの壁』で、
イスラエル側の捜査員役をやっていた俳優が、
テロリストとして登場しました。
(一瞬混乱しました!)

先が楽しみです。

Hyacinthe - Paris-Est

Hyacinte の新曲(と言っても7月ですが)。
ヴィデオはもっと工夫できると思いますけど、
曲の感じは好きです。



2022年9月8日木曜日

『アイ・ケイム・バイ』

ネトフリの新作、

『アイ・ケイム・バイ』

を見てみました。
『パレードへようこそ』で、
実質的な主役であるジョーを演じたジョージ・マッケイが、
重要な役で出演しています。


でまあ、どうでしょうねえ。
わたしは好みの作品ではありませんでした。
犯罪関与が疑われる元判事の造形が、
表面的というか、浅いというか。
ロンドンが舞台なので期待したのですが、
やや残念でした。

Char à voile

ガルティエ監督とムバッペ、
あまり上手くない状況ですね。



フランスをはじめヨーロッパでは、
日本に比べて遙かに、
飛行機を使うことへの忌避感は強い気がします。
コールドプレイも、
それが理由でツアーをやめたわけだし。

ちなみに、監督がが使った「ランドヨット」、

Char à voile

という言い方は初めて聞きましたが、
まあ、voile 「帆」のついたchar 「山車(的なもの)」なので、
想像はしやすいですね。

Antoine Bataille / Crescent Hôtel

長回しのパリ。
この夏、
パリに行けなかったわたしには、沁みます。


Passage Verdeau から、Rue Cadet へ、のようです。
コロナ前ですね。

そういえば、
かつて、これと似たようなこと、
わたしもやったことがあります。
10分以上、ワンカメラでパリを歩き続けるという。
たった1度、小さなイベントで使ったきりですけど。

2022年9月7日水曜日

ザポリージャ原発

ウクライナでの戦争が始まってしばらく、
朝、アラームで目覚めた後、
寝転んだまま最初に確認するのは、
その日その日の戦況でした。
そして最近のそれは、ザポリージャ原発のニュースです。
もし事故が起これば、
チェルノブイリの10倍とも言われ、
これは恐ろしい結果を招くに違いありません。
ロシアは、原発内に武器や弾薬を持ち込み、
原発自体を要塞化したようです。
原発を盾に取った格好です。
しかもそのロシアが、原発に無知だと。
専門家を同伴しておらず、
チェルノブイリでは多くの兵士たちが被爆しました。
まったく、ロシアは何をしているのか……
そういえば先日は、
ザポリージャ原発に着弾したミサイルの弾道を調べ、
ミサイルがロシア側から発射されたことが確認されました。
ロシアはそれについて、
ウクライナ側が撃ったものが、
奇跡的に180度回転した、
とコメントしました。
このコメントができれば、
日本の政界でもやって行けそうです。

戦争も原発も、
今目の前にある危機です。
心配です。

『わたしの人生設計』『Viva ! 公務員』

同僚の先生にオススメされたイタリア映画、

『わたしの人生設計』

を見てみました。


フランス、ドイツ、日本、などで活躍していた女性建築家が、
ふと、故国イタリアに戻る決心をして、
(周囲に驚かれ)
そして実際戻ってみると、
男性中心主義のドメスティックな社会で、
仕事を得るにも苦労する、
そしてその苦労の中で、
あるゲイの男性と知り合い、
繋がりを広げてゆく、という物語です。
コメディなので、全体のトーンは軽いです。
もちろん、女性の抱える問題がテーマなんですが、
おもしろかったのは、
「イタリア」のイメージです。
さっき、主人公の決断に周囲が驚いた、
と書きましたが、
それは、「あんな閉鎖的な、国際的じゃないところに行くの?」
という驚きなんです。
実際はともかく、
少なくともイタリア人自身は、
「イタリア」のことをそう考えているようでした。
(別のイタリア人青年も、同じ内容を語ります。)

そして続けてもう1本、

『Viva ! 公務員』

もイタリア映画です。


かつてイタリアでは、公務員は「天国」でした。
つぶれないし、
仕事は適当にやればいいし、
年金はあるし、
というわけです。
主人公の中年男性も、
この教えを父親からたたき込まれ、
実際公務員になっています。
が、
ついにイタリアでも経費削減の嵐が吹き始め、
哀れ彼は「リストラ」の対象となるのです……

この映画、前半の「公務員」がらみの部分はまあまあいいと思うんですが、
後半、別のテーマに滑って行き、
それが前半とあまり上手く噛み合っていない気がしました。
ただこちらも、
イタリアでは大ヒットだったようで、
イタリア人の自己意識みたいなものは、
そこここにでていて、それはおもしろい部分でした。
(全体としては、まあ……、という感じ。)

気分転換によかったです。

食堂「雲の上」

すごい食堂!

2022年9月5日月曜日

『ムーンライト』

アマプラの、もうすぐ配信終了、のリストに、

『ムーンライト』(2017)

があったので、久しぶりに見てみました。
先日見た『ゾラ』と同じ、A24の作品です。
(というか、A24が自ら制作した最初の作品でした。)


「アフリカ系男性のゲイ」を描き、
出演者ほぼ全員がアフリカ系です。
3部構成で、同じ人物の「成長」を描いています。
暴力的ですが、悲しみ、寂しさ、といったものが、
同時にずっと流れている感じ。
とても評価の高い作品です。

いい映画だと思います。
撮る価値のある映画だったとも思います。
ただわたしからすると、
もう少し締まってる方が好みかな。


2022年9月4日日曜日

『355』

アマプラにあって、
豪華な女優陣に引かれて見てみたのが、

『355』

なんですが……
駄作でした。

CIAのジェシカ・チャステイン(恋人に裏切られた女性)、
BNDのダイアン・クルーガー(父親に裏切られた女性)、
DNIのペネロペ・クルス(組織に裏切られた女性)、
そして
MI6のルピタ・ニョンゴ(恋人を殺される女性)、
この4人が、事件の解決にあたるわけですが、
ほとんどすべてがありきたりで、非現実的でした。
なにかこう、すごくもったいないと思いました。

2022年9月2日金曜日

Pascal Letoublon

古い話題で恐縮です。

YouTubeのトップ画面にたまたま(?)出てきた、
「シャッフルダンス」
なるものを一度再生したところ、
となると次々と似たようなヴィデオが現れるようになり、
ついいくつか見ている内に、
印象的な曲があって、
ちょっと調べてみたら、
フランス人ミュージシャンである
パスカル・ルトゥーブロン
という人の、
Friendships
という曲でした。


わたしはゼンゼン知りませんでしたが、
2020年に大ブレークしたんですね。
TikTockerたちなら、みんな知ってたんでしょう。

この曲、微妙に哀愁があるんですが、
その雰囲気と、
シャッフル・ダンスを踊る人たちの輝く生命感との落差に、
ちょっとくらくらします。
そのことが、ヒットした要因だったのかどうかは分かりませんが。


2022年8月31日水曜日

Aaron Judge’s historic night spoiled by Shohei Ohtani

今日のエンジェルス対ヤンキースはいい試合でした。
OtaniもJudgeもホームラン打ったし。

で、NYPOSTの記事。


これ、
もとは日本語にニュースを見て、
そこに
「大谷がジャッジの歴史的夜を台無しにした」
とあり、
これはなかなかアメリカ的でおもしろい表現だ、
と思ったので、
モトネタを探したのでした。
(10秒で発見! そりゃあねえ。)

動詞は spoil なんですね。
そうかなとは思いましたけど。
こういう使い方もできるんですね。

「博士離れ」

学部生がこんなに増えてるのに、
ドクターの院生が減ってると。

18年度の博士課程修了者のうち20年時点で29%が非正規雇用だった。」


ただ、
ちょっと論点がずれますが、
そもそも大学も大学院も、
就職予備校じゃありません。
企業に都合のいい「人材」を育てようなんて、
わたしは思ってません。
むしろ、企業や国家の魂胆を見抜ける精神を培って欲しいと、
政治家や企業人が内面化している「思想」の意味を理解して欲しいと、
そして自分が進みたい道を見つけて欲しいと、
日々思っています。

2022年8月30日火曜日

Keep dancing.

ヒラリー氏が、
フィンランドのマリン首相を応援するメッセージを投稿しました。
ほんと、keep dansing !
そう思います。
(40数年前にDisocoに通い詰めていたかつての高校生より)


そして、Let yourself go !


彼女なら、シャッフル・ダンスもゼッタイうまいな!

2022年8月29日月曜日

『ゾラ』


仕事の切りがいいところまで来たので、
一旦そこから頭を切り離す時間を作ろうと思って、
映画を見に行くことにしました。
選んだのは、

『ゾラ』

A24スタジオの作品です。


この予告編からも伝わると思いますが、
雰囲気はちょっとタランティーノ的です。
(あんなに殺しませんが。)
そしてこの予告編の印象と違うのは、
意外と物語が古典的であること。
「実話」だということですが、
それはまあ、作品の評価の本質にはあまり影響しないので、
物語として見れば、ということです。

1箇所、
フロリダへ向かうクルマの中で、
女性二人(+α)が大騒ぎする場面があるのですが、
そのとき流れていたのがこれ。


この場面は弾けていてよかったです。

思い出すのはもちろんこの映画の


「ダイヤモンド」の場面。
そしてAva のこの場面


まあ、歳取ってくると、
Everything reminds me of something
になっちゃうわけですねえ。

『モダン・ラブ』

アマプラで見始めたのが、
NYを舞台にした連続ドラマ、

『モダン・ラブ』

です。
(どうしても、ボウイの曲を思い出しちゃいますが。
そして『汚れた血』も。)


これは、NYタイムズのコラムのお話を映像化している、
ということのようです。

今、最初の2話を見たところです。
いわゆるアッパー・クラスの人たちの物語ですが、
短編小説を読んでいるような味わいはあります。
もうちょっと見てみます。

「差」

風雲が来たと思ったのですが、
幻覚だったみたいです。

ベイスターズはスワローズに3タテをくらい、
まあ常識的には、
この3連戦で、
スワローズの優勝は決まったと言えるのでしょう。
もちろん願わくば、
もう一度、本当の天王山を見たいですが……

ベイスターズの選手たちは、
一様に固かったと思います。
力みもあり、
それが細かいブレとなって、
何度も何度も現れていました。
象徴的だったのが、
今日の最後のバッターの、見送り三振。
彼は、ストライクを見送るようなタマじゃありません。
もう、金縛りに合っているかのようでした。
ただ、それは弱さと言うより、
経験の無さ、未熟さ、
のようでしたけれど。
なのでこの3連敗で、
彼(ら)はきっと成長したはずです。
まだ気が早いですが、
来年は期待できるかな?

2022年8月27日土曜日

「仕事」を

この頃は「仕事」に時間もエネルギーも投入していて、

あまり映画や本に時間が割けていません。
ここ何年か、特にそうなってしまったんですが、
なにか1つに「仕事」にかかると、
並行して他のことをするのが苦手です。
というか、苦手になってきました。
いわゆるマルチ・タスクも、
昔はできた気がするんですが、
最近は……
完全にシングルです。
ま、しょうがない!

でその「仕事」ですが、
わりと順調に進んでいて、
第一稿は、数日中にできあがりそうです。
ただこれは、勢いでザ~~っと書いた物なので、
そのあとかなり修正も必要なんですが。
それでも、一応ここまで来ると、
ちょっとホッとします。
詳しい話はしてないし、
決定事項はほとんどないのですが、
わたしとしては、
来春の刊行を希望しています。
でも、どうなるかな?

『フリーバッグ』・エピソード2終了

『フリーバッグ』、見終わりました。
いや~、エピソード1もおもしろかったですが、
エピソード2はさらにおもしろかったです。
これは、アンドリュー・スコットの存在も大きいです。

1の方は初々しく、
ハジケタところがあったのですが、
2では、内省の度合いが強まり、
その分深みが増したように思います。
かといって、そのせいで「物語」が阻害されることもなかったし。

また1話30分ほどなので、とても見やすい。
まあ、もっと見たいという感じもありますけど、
食後にさくっと見るにはちょうどいいです。
そうそう、「メタ」の使い方も、
特にエピソード2では、
今まで見たことのないものでした。

これは、もう1回見るかも。

2022年8月25日木曜日

『フリーバッグ』



ロンドンを舞台にしたTVドラマ、

『フリーバッグ』

のエピソード1を見終わりました。


フリーバッグというのはヒロインの名前。
彼女は、結婚した弁護士の姉とも、
再婚しそうな父親とも、ビミョーな関係。
といっても、そこはイギリスのコメディーですから、
「日本的」な陰湿な暗さはほとんどありません。
まあ、陰湿ではあるけれど、「日本的」じゃないというか。
で、彼女は、
友人とモルモットをテーマにしたカフェを経営していて、
(といってもごく簡素なカフェで、赤字続きなんですが)
ただその友人は、あることで死んでしまったのです。
そしてそのあることとは、
フリーバッグがセックス依存なのと、
深く関係していて……

セックスがらみのネタはとても多いですが、
画面にヌードが出てくることは一度もありません。
概念的というか、抽象的というか、言語的というか。
ヒロインがカメラに向かってしゃべるメタな感じは、
少し、『ハウス・オブ・カーズ』を思い出させます。

実はこれ、評判が高いドラマだと、
後から知りました。
わたしとしては、
ロンドン&おもしろそうなヒロイン、
というだけで見始めたのですが。
でも、見始めるとたしかにどんどん引き込まれ、
ただおちゃらけただけのセクシャルなドラマじゃないことが分かってきます。

さっき、エピソード2に入ったんですが、
なんと、
『パレードへようこそ』で、
本屋の店主ゲシンを演じたアンドリュー・スコットが、
神父役で登場しました。
今後の展開が楽しみです!

2022年8月24日水曜日

2022年8月23日火曜日

ルーター

3日ほど前から、
突然、ネットが時々切れるようになりました。
多少やってみたのですが、変化なし。
で、
調べたところ、
ルーターの寿命、という線が濃厚となり、
換えてみました。
すると!
一発で治りました。
電気屋さんでも、
「ルーターは消耗品です」と言われました。
そうだったんですね。

(ただ!
使っているi-phoneがすごく古くて、
新ルーターに対応できないみたいです。
サポートも終了してるし、
こっちも換えなきゃなんでしょうか?
なんだか、
デジタル環境も、
いい状態にキープするのは、
お金がかかるように仕組まれてるような気がします!)

★追記:なぜか翌日、i-phoneもつながりました。
理由は不明ですが、
まあつながったからいいか!

2022年8月22日月曜日

『最強のふたり』

今日は朝から、
『最強のふたり』(Intouchables)のシナリオを読んでいました。
もう、何回目でしょう? 
4回目? 5回目?
まあ、映画の方は、20回以上は見てると思いますが。

で、不思議なのは、
100分ほどの映画なのに、
シナリオを読むのはその何倍もかかること。
もちろん、
ノートを取っている時間もあるので、
100分で読めるとは思いませんが、
それにしても時間がかかります。
今日も、
ランチ前に読み終わるつもりが、
結局夕方までかかりました。

ちなみに、
映画と比べると、
ところどころセリフが変わっていたり、
シナリオにはある長セリフの一部が、
映画にはなかったりして、
おもしろいです。
たとえば、フィリップの誕生会で踊るシーン。
ドリスは、アルベールに向かって、

Putain t'as été renoi dans une autre vie c'est pas possible !

と言うことになってるんですが、
映画ではカットされています。

ほかにも、短いシーンがシーンごとカットされていたり。
編集で、
ということなんでしょうね。

風雲、急

ベイスターズの勢いがすさまじく、
セントラル・リーグのペナント争いが、
風雲、急を告げています。

とりわけ、昨日の試合は痺れました。
追いつかれ、
突き放し、
9回は本塁で憤死させ、
逃げ切る……
今シーズン見た中で、一番印象深い試合でした。

デッドヒート、
というのは和製英語だと言われますが、
なかなか雰囲気が出ている表現だという気もします。
これから先、
超人たちの、
熱いデッドヒートを期待しています!

2022年8月21日日曜日

『グレイマン』

ちょっと仕事に行き詰まって、
ぜんぜん違うモノが見たかったので、

『グレイマン』

というエンタメを見てみました。
(ネトフリ)

導入から展開までの早さ、
主人公が「悪」に立ち向かわなければならない事情、
そして「悪」の強大さ、
そしてマッチョすぎないこと、
どれも満たしていて、
やっぱりちゃんと文法通りに作られているなあ、
と思ったのでした。

2022年8月19日金曜日

Épidémie 終了

モントリオールを舞台にしたドラマ、

『アウトブレイク』(Épidémie)

やっと見終わりました。


なかなか良くできたドラマだと思いました。
ただ、なんといっても新型コロナによる感染拡大を描いていて、
息苦しくなる展開も多く、
長時間見続けるのがつらいので、
進みは遅かったです。

<以下、ネタバレします>

主人公アンヌ=マリは、感染症研究所の所長で、
行動力もあり、考える力もある人です。
ただ、医師である彼女の夫は浮気していて、
結局、妻を捨て、
愛人(彼女の医者)のもとに向かいます。
ただ、長いドラマを通して、
アンヌ=マリ自身に、実存的な変化は起きません。
ということはこのドラマは、
「スーパーヒーローもの」に近くて、
要は、アンヌ=マリとそのスタッフが、
「悪」であるコロナに打ち勝つまでの物語です。
これが、メイン・ストーリー。

そして、目立つサブ・ストーリーは4つ。
1,アンヌ=マリを含む三角関係、
2,トリアージにおいて、自分の子を宿す女性を優先した大臣、
3,「自由」なアンヌ=マリの娘の発病、
4, 感染源となったフェレットを売った悪徳ペット店の店長
です。

トリアージの問題は、
正直なところ、
これまでちゃんと考えたことがありませんでしたが、
改めて難しい問題だと感じました。
大臣の子、と書きましたが、実はこれはデリケートなのです。
というのも、
大臣はカム・アウトしているゲイで、
パートナーと暮らしています。
で、この二人が子どもを持つために、
代理母になってくれている女性、
を救ったのです。
しかも彼女自身も幼い息子がいるのです。
ただ、優先的に「特効薬」を処方されたにもかかわらず、
この女性は死に、
ゲイのカップルは、残された子ども育てることになりそうなのですが、
ただ、優先順位を1つ下げられたことで、
薬を使ってもらえず亡くなったのは、
7歳の子どもでした。
あとで、母親はその事実を知るのです……

そして3です。
この娘は母親を愛しているのですが、
同時に、父親の愛人とも仲がいいのです。
そしてそれを母親が嫌がることを、娘はしっているのに、です。
娘は、裏で母を(罪悪感もないまま)裏切り続け、
最後、コロナに感染することになります。
これはドラマ上の「処罰」に見えます。
そしてさらに思い「処罰」を受けるのが悪徳店長で、
ドラマの最後に死ぬのは彼です。
(その妻も同罪のはずなんですが、
彼女は「処罰」を逃れています。)

映像もきれいだし、
全編緊迫感が途切れないし、
きちんと作られた作品だと思いました。

2022年8月17日水曜日

コロナ

今朝、都心に住んでいる親しい人からの、
コロナSOSがありました。
といっても、命に関わるとかではなく、
食べ物も薬も買いに行く元気がない、
発熱外来を検索する元気もない、と……
二人の内一人はOCR陽性で、
もう一人は未検査ながら、
症状は100%一致。
ほぼ間違いないでしょう。
で、
あわてて朝食をすませ、
あれこれ買い込んで
(ご希望のカットフルーツはもちろん)
行ってきました。
二人が暮らしているマンションは初めて行きましたが、
広くはないけど
(都心ですから、当然)
なかなかきれいで、
こんな時じゃなかったらねえ、
とお互いに言って。

ほんとに届けるだけですぐ帰ってきましたが、
夕方連絡があり、
一人は39.7度で、
耳が聞こえにくいと。
もう、困ったら救急車呼ぶように返信して、
心配なことなのでした。

みなさんも、どうぞ油断せず、お気を付けて!

2022年8月15日月曜日

「日本左翼 100年の総括」

文藝春秋の先月号の特集、
「日本左翼 100年の総括」
を読みました。

全然知らなかったことは勉強になり、
曖昧だったことははっきりしたし、
それはもちろんよかったのですが、
やっぱり、なんとも言えず重い感じもありました。
ただそれは、対談している二人の責任ではまったくなく、
テーマそのものの重さなんですけど。

日本の戦後左翼はなぜ育たなかったか。
その理由の1つは、
いわゆる社会民主主義を、
自民党が行なってしまったこと。
で、その代表が田中角栄。
彼は、(アメリカがそうし向けたわけですが)
官僚主導の再配分ではなく、
政治主導のそれを、公共事業を通して行ないました。
ただそれは、
やがて汚職と利権にまみれ……。
そしてこの社会民主的な流れを断ち切るのが、
ご存じ小泉民営化。
この新自由主義的方策への方向転換によって、
日本の社会民主主義は風前の灯火に……

ただ公明党は、
(宗教的価値観をカッコに入れれば)
言っていることは社会民主主義的。
なぜ彼らが。ネオリベ自民と同床できるのか。
それはたんに、
両者とも、
権力に執着しているだけ。
高市氏が首相になれば、
自公の連携は破綻するだろう……

読み応えありました。

2022年8月14日日曜日

パリ!

今年の夏、
飛行機代の無謀な値段(40万!)と、
抱えた2つの仕事のためにパリに行けなかったわたしとしては、
すご~~くうらやましい tweet がありました。
小説家にして、お囃子のスペシャリスト(!)でもある、
林巧さんの tweet です。


この写真を見ただけで、
店内の喧噪や、
店の前の通りの雰囲気が、
一気にがよみがえってきます。
青島ビールもよく飲みました。
ここから徒歩1分ほどのアパルトマンを借りたこともありました。
そしてもっと遠いアパルトマンを借りたときも、
やっぱりこの店には来たのです。
もちろん餃子も大好きだし。

巧さんが感じ取っている通り、
この店の混淆した空気は、
とても引きつけられるのです。

いいなあ……

2022年8月13日土曜日

Jean-Jacques Sempé est mort

『プチ・ニコラ』の画家、
ジャン=ジャック・サンペが亡くなったんですね。



『プチ・ニコラ』って、おもしろいと思います。
でこれはまちがいなく、
フランス語で読んだ方がおもしろいです。
むかし、朗読もよく聞きました。
このフランス語のおかしみを日本語に訳すのは、至難でしょう。
というか、
もう別の、日本語としての形にするしかないような。

言うまでもなく読みやすいので、
気分転換に読むのもいいと思います!

「サウスポー」

甲子園で高校野球が行なわれています。
そこで演奏される応援歌の定番といえば、
「狙い打ち」と「サウスポー」
なんでしょうけれど、
今朝ふと、「サウスポー」って、
わりとおもしろい曲かも、と思いました。
この曲は、わたしが大学1年のときのヒット曲です。

(同じ年には、サザン・オール・スターズのデビュー曲、
「勝手にシンドバット」
もありました。
入学当初なので、よく覚えています。)

当時は、クイーンやKISSの時代が一応去り、
デヴィッド・ボウイやブライアン・フェリーを聞いていたので、
ピンク・レディーはまったく注目してなかったんですが、
あれから40年以上経って、
ちょっとおもしろいと初めて思いました!

きりきり舞いよ! きりきり舞いよ!
魔球は、魔球は、ハリケーン!

なかなかいいです!

2022年8月12日金曜日

『アウトブレイク』(カナダのドラマ)

新しく見始めたのは、
モントリオールを舞台にしたフランス語のドラマ、

『アウトブレイク』(2020)

です。
アマプラです。
(映画の方じゃありません。)
これ、オリジナル・タイトルは

Épidémie(伝染病、感染)

です。
主人公のアンヌ=マリは、
感染症などを扱う研究所の所長。
彼女の夫は医師で、
同僚と浮気中。
(この同僚の女性がなかなかタフで、
他の男とも付き合っています。
で、彼に向かって、
「誰と寝ようとわたしの勝手でしょ?」
と言うのです。
仰るとおり。)
そして事の発端はフェレットです。
ウイルスを持っているらしいフェレットが次々と死に、
けれどもその中の何匹かは、
逃げ出したり、
ショップに買い取られたりして、
感染が拡大していくのです。
そしてごく初期に感染が広まっていったのは、
路上生活しているイヌイットたちのコミュニティでした。
彼らは、地元民と微妙な関係にあって……

まだ3話目ですが、
だんだん調子が出てきました。
と同時に、
感染拡大の恐ろしさも高まってきました。
モントリオールを舞台にした映画はいくつもありましたが、
ドラマは初めてなので新鮮です。

ちなみに、話されているのは「ケベックのフランス語」で、
聞き取れない部分もけっこうあります。
鼻母音も、音そのものがはっきり違っています。
ただ……
以前モントリオールで、
パン屋の店員さんと話していたとき、
となりにいたご婦人から、
あなたパリから来たの? フランスのフランス語話すのね?
と言われたことがありますが、
パリはともかく、
わたしたちが日本で学んだのは、
たしかに「フランスのフランス語」なんですね。
そしてそれ以外に、
「ケベックのフランス語」も、
「セネガルのフランス語」も、
「○○のフランス語」も、
いろいろ多種多様なわけですね。
もちろん、
「フランス語」と「フランス」は一致していません。

2022年8月10日水曜日

秋までに

昨日、久しぶりにZoomで打ち合わせをしました。
白水社の編集者さんと、レナさんです。
まじめな打ち合わせが約90分、
そのあとあれこれだべって30分、
という感じでした。
久しぶりにだべったので、盛り上がりました!
ただ、
ウクライナ、国葬、トランプ……
などの話の時は、
盛上がるというより、
みんなで腹を立てるという感じでしたが。

レナさんは最近、
某所のカフェに毎日通っているとかで、
Zoomもそこからでした。
そういえば最近は、
カフェでZoomしている人をよく見かけます。
(小さめの声でお願いしたいです。)

この仕事は、
今「ふらんす」に連載している「動画でインタヴュー!」を、
教科書としてまとめるというものです。
(というか、「教科書」の企画が先にあったわけですが。)
来年度用のテキストなので、
秋ぐらいには原稿を完成させなければなりません。
が、もう80%以上できているので、
問題ありません。

これ、ヴィデオ撮影なども含めると、
いろんな人のかなりのエネルギーが投入されています。
教科書だけで終わるのはもったいないので、
別の形にも展開できるといいんですが。

2022年8月9日火曜日

トランプの時代

今朝、トランプ元大統領の別荘が家宅捜索された、
というニュースが報道されました。
中間選挙を控え、
彼の「力」が復活しているというニュースもしばしば見かけます。

『ザ・グッド・ファイト』について、
大事なことを書き忘れていました。
このドラマの背景にあるのは、
まぎれもなく「トランプの時代」です。
そしてそういう時代にあって、
リベラル派がどんな思いで生きているのか、
トランプやその支持者をどう考えているのか、
またリベラル内でも、
人種や階級によってどう時代の捉え方が違うのか、
が描かれているのです。
なにしろこの長い長いドラマの最初のシーンは、
トランプの大統領就任演説をテレビで見るヒロインが、
唖然とした表情を浮かべたまま、
唐突にテレビを消す……
というものなのです。

また物語の途中には、
トランプが娼婦たちと乱交しているヴィデオの流出が問題になったり、
トランプに指名された判事への対応に苦慮したり、
「トランプ」が至る所に顔を覗かせるのです。
シリーズ3の締めくくりの場面も、
トランプの演説に絡む、
ヒロインとその夫のあり方が描かれています。

前景のドラマはおもしろいし、
人物の造形も巧みです。
そしてそれらはすべて、
「トランプの時代」という背景の中だからこそ、
一層強い意味を持っていると感じました。
そしてタイトルの The good fight は、
物語のそこここで起きるさまざまな「ファイト」でもあるでしょうが、
根本的には、
リベラルにとっての
「善なる戦い」
のことなのでしょう。

戦争、食糧危機、エネルギー高騰、コロナ、の時代に、
トランプが再び勝つようなことがあれば……

Jessica Chastain à Kyiv

ジェシカ・チャステイン、
キーウに行ったんですね。
エライ!




『ツイッター哲学』

今日本屋さんで見かけて、
買ってみたのが、

『ツイッター哲学』千葉雅也

です。
ツイッターをまとめた本なんて……
と以前なら思ったでしょうけど、
たとえば先日亡くなった(残念です)小田嶋隆さんも、
ツイッターには並々ならぬエネルギーを注いでいました。
もちろんいろいろ問題もあるメディアですが、
一方では、これほど読まれているメディアも少ないでしょう。
1つのツイートが、
世界1の大国を揺るがせたりもするわけだし。

で、最初の数十ページを読んだんですが、
なかなか味わいがあって、
若々しさも、
ある種の老練さもあって、
おもしろいです。
文脈がなくて分かりづらいものもありますが、
こうして書籍化すると、
いわゆる「断章形式」というものを彷彿とさせて、
新鮮です。
きっとずいぶん丁寧に編集もしているのだろうと思います。
ツイート本、
ちょっと気に入りました。