「青少年のためのコンサート」
に行ってみました。
入場料が 1.500円と格安で、
感染対策もバッチリでした。
で……
生のオーケストラの音を久しぶりに聞いて、
なんだか、しみじみしてしまいました。
1階の一番後ろに座ったんですが、
一応コンサートホールなので、
音が、
ホール全体を満たして響いているのがわかります。
(そういえばこんな感じだった!)
また、金管がぶわーっと吹くと、
その音圧を胸に感じるのです。
ああ、これがオーケストラ……
青少年向けですから、
いわゆる大曲はナシで、
アイネ・クライネや、スラブ舞曲など、
小さな曲が多いのですが、
それでも、なんだかとてもワクワクしました。
で、メインは『ピーターとオオカミ』。
青少年向けなら、
やっぱりこれですよね。
で、わたしは、随分古いですが、
かつてデヴィッド・ボウイがナレーションを担当していた盤を愛聴していました。
その頃のこともちょっと思い出し、
でもこうやって生で聞くと、
たしかにプロコフィエフ風の
(って当たり前なんですが)
旋律や音の組み合わせが繰り出されてくるのを感じ、
また楽しくなるのでした。
(でも、待てよ、
これって「青少年」に馴染みやすいのでしょうか!?)
そしてアンコールは、
J・シュトラウスのラデツキー行進曲。
楽友協会大ホールにも負けない(!)手拍子の中、
とても盛り上がって終わりました。
それにしても、
こんな格安料金で、
しかも、客席は半分空けていて、
とても儲かる感じではないのに、
未来の音楽ファンを育てるため、
指揮者もオケのメンバーもがんばっていて、
ほんとに頭が下がりました。
わたしも楽しかったです!
やっぱりライブはいいですねえ……