2021年8月21日土曜日

『忽然と』

ネトフリで、久しぶりにフランス・ドラマを見てみました。

『忽然と』(Disparu a jamais)

出演者欄に、ニコラ・デュヴォーシェルの名前があったので見始めたのですが、
彼はなんと、第1話の冒頭で死んでしまいました!
(ただまあ、その後まったく出で来ないわけではありませんが。)

話は錯綜していて、
わたしには、かなり無理矢理なストーリーに感じられました。
1話ごとに「主役」を入れ替えていくような作りなんですが、
それを実現するために、
各人の過去も盛ってしまった印象です。

また、もっと見たかったと感じたのはニコラだけではなく、
主人公の恋人役だった Nailia Harzoune もそうでした。
彼女もまた、第1話で姿を消してしまうのです。

Nailia は、今調べてみたら、
以下の作品にも出演していました。



(←この映画、アマプラで見られます。『メイド・イン・フランス』)


特に『メイド・イン・フランス』では、
アラブ系組織の人間として演じていることから分かるとおり、
彼女は「見て分かる」アラブ系です。
で……

今回の『忽然と』では、
実は「ジュディトゥ」は偽名で、本名は「ノラ」、
かつては売春婦だった時期も……
なんていう過去が暴かれるんですが、
これは、アラブ系女性を描くときの、
20世紀によく見られたパターンで、
その意味ではかなり(悪い意味で)「古い」と
言わざるを得ないでしょう。
物語の主要人物でアラブ系なのは彼女だけで、
その彼女が娼婦なのです……