2021年8月8日日曜日

「難しいし、おもしろくない」(!)

藤井王位と並んで、
現役最強と言われる渡辺明名人。
彼が、序盤の定石を解説してくれる動画がこれ。


名人はこの動画を、
「難しいし、おもしろくない」
と言っていますが、
いやいやいや、
難しいですがおもしろいです。
名人の言う、

「これを指すと、手が広がらない」

という指摘、
なるほどと思いました。
まだ序盤、形を決めすぎてはダメなんですね。
(まあ、わたしなどのレベルでは、
流れるような形の変幻など望むべくもないので、
ぎごちなく歪な形に収まってしまうわけですが……涙)

でも将棋って、
「人生」に例えやすいです。
たとえば、2つの手があって、
どちらがいいというのでもない場合、
どちらを選ぶ場合でも、

「これも一局」

なんて、しばしば言われます。
大学に入るとき、
仏文にしようか、物理にしようか……
どちらを選んでも、
それはそれで一つの人生ですね。

あと、

「将棋は、指し直しができない」

という点も、やはり人生に例えられることが多いです。

もちろん、この「人生に例える」ってこと自体、
なんというか、前世紀感が強いですが、
でもやっぱり、
かすかな真実は含まれている気がしますね。