「文学と都市」
という授業では、
「東京詩」を読んで、
たとえばコンビニの詩(「コンビニエンスストア、夜歩ク」川口晴美)
を読んだあとには、
各自「コンビニ詩」を書いてくる、という課題が出ます。
ほかにも、
「感情的な詩」とか、
「タイポグラフィックな詩」とか。
となると、学期末には、
そうして書かれた詩がけっこうたまるわけですが、
なんと!!
院生たちがそれらを本にしてしまいました。
しかも箱入りです。
こんなものが作れるんですね~!
もちろん100%自発的な企画で、
わたしは贈呈されるまでまったく知りませんでした。
ちなみに基調となっているブルーは、
テキストとして使った『東京詩』の装丁を意識しているそうです。
これを見せた同僚の一人は、こう言いました。
「こういう、余計なことやってくる学生大好き」