アマプラ無料というアクセスしやすい作品がありました。
これです。
『9人の翻訳家』(2020)
あるベストセラー小説の翻訳を巡って、
9言語の翻訳者が一箇所に集められ、
缶詰になって翻訳をすることになるのですが、
あれほど厳重に管理していた原稿がネット上に流出し、
そうなれば、当然、
翻訳家たちが疑われ……というお話。
一口で言って、おもしろくない。
いわゆる「どんでん返し」も、
流出の経緯も陳腐だし。
フレデリック・チョーや、
オルガ・キュリレンコなど、
知った顔も出てるんですが、
わたしはぜんぜんダメでした。
あまりにおもしろくないので、
フランスでの評価が気になって確認すると、
まあ、Le Figaro だの Le Parisien だの、
たいていわたしとは合わないメディアは褒めてるんですが、
un ratage complet「完全なる失敗」(Les Inrockuptibles)
un scénario complètement invraisemblable「まったく嘘くさいシナリオ」(Première)
とあって、
それな、という感じ。
なんだか、ハズレが続いてます!